「1億円恐喝、汚物バラ撒き」の一部始終。反社疑惑『RIZIN』元スポンサーを被害者が刑事告訴へ

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「交際音声データ」の流出で反社疑惑が囁かれている格闘技団体「RIZIN」。代表の榊原信行氏は反社会的勢力との関わりを否定していますが、ここにきて、元スポンサー絡みの新たな疑惑が出てきました。一連の問題を週刊誌報道に先駆けて伝えてきた『 アクセスジャーナル・メルマガ版 アクセスジャーナル・メルマガ版 』が詳しく報じています。

※この記事はメルマガ『 アクセスジャーナル・メルマガ版 アクセスジャーナル・メルマガ版 』2022年8月15日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め 初月無料のお試し購読 初月無料のお試し購読 をどうぞ。

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格闘技団体RIZINの元スポンサーが「殺すぞ!」脅迫

格闘技団体「RIZIN」といえば、本紙並びに本紙YouTube版でつい先日報じたように、反社疑惑など出ているが、今度は元スポンサーがとんでもない嫌がらせ行為をして、近く被害者は1億円の恐喝未遂、威力業務妨害容疑などでの刑事告訴をすべく準備中との情報が飛び込んできたので報じる。

「絶対に許さん! 本気で殺すぞ!」、「命取るぞ! 全員、皆殺しに行くぞ! なめとったらあかんぞ!」──本紙が入手した複数の音声記録のなかには、こんな「殺す!」というセリフがたくさん出てくる。

ドスの聞いた声と言い、どう考えてもそのスジの者としか思えないが、このN氏(43)、つい最近、RIZINのスポンサーをしていた。そして、こんなセリフを何度も吐き続ける者が会社の社長というから驚きだ。

このN氏、大阪府内で運送会社「N」の代表を務めている。それも50人以上の社員を抱え、年商は軽く10億円を超す。ただし、3代目の典型的ボンボンのようだ。

一方の被害者とされる者は、自動車の洗浄剤を卸している兵庫県内の会社「S」代表のK氏(32)。6年ほど前にS社は設立されたが、開発したこの洗浄剤が大当たりし、瞬く間に20億円近い年商を誇る青年実業家だ。

「どうケジメつけるんや!?」激怒

この2人が出会ったのは1年数カ月前。

N社長、K社長と同氏が乗る高級車が取り上げられていたユーチューブを偶然見て、自身もカーマニアだったことなどから関心を持ちS社を飛び込み訪問。結果、S社が扱うこの洗浄剤の販売代理店になると共に、S社が以前からスポンサーだった関係からN氏もRIZINのスポンサーになっていた。

このようにいい関係だったのだが、今年3月にトラブルになる。きっかけは、N社長がRIZINのスポンサー契約を降りたことだった。

「以前からスポンサーになっていたK社長ですが、新たにN社長と折半でスポンサー契約をした。それを突如、降りられたことから、S社社員が電話で、その件で咎めるような発言をした。N社長はその態度が気に食わなかったようで、『済んでいる話(契約解除のこと)について、チンピラのお前が何で俺に電話かけてくるんや!』、『何があってもこの先、許させんぞ! どうケジメつけるんや!?』となったんです」(関係者)

そんなことで激怒したのは、自尊心の強いN社長のこと、K社長は以前からのスポンサーなのでRIZIN側と親しいのは当然ながら、同じスポンサー料を出しながら自分のRIZIN側に対する発言権が弱いことからK社長に対する嫉妬心もありイチャモンを付けたとの見方も。

それでも、この件は大揉めに揉めたもののひたすら低姿勢を貫き、何とか電話での謝罪だけで終わったそうだ。

ところが、S社側はN社長に頼まれ自社敷地内で預かっていたN社長の高級車2台を4月に返却したところ、今度はその1台に傷がついていたとして、S社の社員に対し、N社長から「迷惑料含め1億円で買い取れ! 今から来い。殺すぞ!」との電話が。

そして4月10日、仲介者を入れ、N、K両社長らは芦屋市の飲食店で話し合いを持つも、話し合いどころではなく、K社長らは恐怖を覚える発言をN社長にされ、車を傷つけた覚えはないそうだが修理代(約120万円)を負担することに。

これでようやく解決と思いきや、5月末から、今度は元々はS社社員だった2人が、SNSで、S社側を誹謗中傷し出す。S社側によれば、洗浄剤の成分の一部記載ミスがあったのは事実ながら、大半は虚偽。ところが、現在もSNSによる誹謗中傷攻撃は続いており、その損害は大きいという。

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