休みの日には、1日分の着替えだけバッグに詰めて、どこに行くかを決めない旅に行く、なんてのもアリです。駅に着いたら最初に来た電車に乗って、フラフラと目的地を決めずに進んでしまう。なんとなく雰囲気が合った駅で降りたら、タクシーに乗って運転手にこのあたりの美味しいお店に連れて行ってもらう。こういう風来坊みたいな旅をすることで、想像もしなかった出逢いがあったりするモノです。
趣味だって、今まで全く興味すらなかったこと、やってみたことがないことを始めてみるんです。もしかしたらそれがあなたのこれからの人生を彩ってくれるかも知れないんですから。
風の時代は固定化されにくいので、ちょっと手を出してみてイマイチだと思ったら、また次の何かを見つけたら良いんです。1年か2年やったら、次の新しいモノに手を出しても良いんです。
たぶん転職だって、3年ごとに会社を変わるのって、今までならジョブホッパーと蔑視されていたんですが、これからは3年くらいの転職なら当たり前になるんじゃないですかね。特に外資だと、退職金が確定拠出年金だったりして、ポータビリティーが高かったりしますからね。
そうやって環境を変える中で、自分の得意分野を見つめ直して、時代に合わせてリファインさせることができると、風の時代にマッチした生き方になると思うんですよね。
逆に言えば、時代が流れるように変遷するということなので、人生を逆転しやすくなるはずなんですよ。今までは地の時代で蓄積がモノを言ったので、蓄積の無い人は情況が固定化しやすかったんですが、風の時代はどんな風が吹くかによって、立場や情況がガラッと変化するわけです。ですから上手く風に乗れれば、今までは起こりにくかった一発逆転も可能になったりすると思うんですよね。
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