なぜ、サッカーの日本人選手たちはドイツで挑戦したがるのか?

Germany football player holding ball against stadium full of germany football fans
 

サッカーにはいろんな要素があり、速攻をしかけた方が良い場面もあれば、ゆっくりボールを繋ぐ必要がある場面もあります。ドイツには後者の選手が少ないため、優秀な日本人が活躍しやすい環境にあるといえます。ドイツで活躍した(または今も活躍している)選手を挙げると、香川(MVPになった)、鎌田、長谷部、岡崎、原口、乾、内田、などなど頭が良くて時間を使える選手が多いです。

恐らく、そこそこJリーグで活躍できる日本人選手なら、かなりの確率でドイツでやれるはずです。

ただし、貴重なスタイルの日本人がドイツに挑戦するにはデメリットもあって、はっきりした結果を出さないと人気が出ないというのがあります。先ほども言ったように、日本人のようなプレーヤーはドイツには少ないと言いました。それは、そういうプレーがあまりファンから認められないという所もあるのです。ドイツで人気なのはスピードとパワーがあって、すぐにゴールに迫れる選手です。

日本人はそういうプレーをしない訳ですから、ゴールとか勝利とか分かりやすい結果がでないと、結構すぐに干されます。

自分の目で見れば、どう考えても必要な選手なのに、チームが勝てないと出場機会を奪われてしまう選手は割といます。

もうこれは市場原理と同じで、フロンティアであるからこそ、認めさせるのに苦労するということなのです。

それでも、最近の日本人選手のドイツでの活躍は目覚ましいです。どんどんドイツに来て、日本人のサッカーを伝えてほしいですね。

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1991年大阪生まれ 2009年:大阪府立生野高校卒業、神戸大学国際文化学部入学 2011年9月~2012年6月:オーストリア・グラーツ大学留学 2014年3月:神戸大学卒業 同年4月~3月:高校英語科講師 2015年:地元市役所入庁、病院事務局、税務課を歴任 2016年4月~2017年3月:適応障害により休職 2017年4月~7月:再度高校の英語講師 2017年9月:ドイツ、ドレスデンにワーキングホリデー 2018年3月~7月:ドイツ、ツィッタウにて大学の語学準備コース 2018年10月~2020年2月:ドイツ、ゲルリッツ大学文化マネジメントコース


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