「AI安倍晋三」の裏に統一教会?ズブズブ自民議員の大絶賛で深まる疑念、「東大」騙る悪質手口、ネット工作から漂うキナ臭さ

2022.09.28
by たいらひとし
 

統一教会とズブズブの自民議員が“関係”示唆のキナ臭さ

実は、統一教会の関与が疑われる根拠はこれだけではない。

「AI安倍晋三」が公開されるや、安倍氏の実弟である岸信夫首相補佐官は、TwitterやFacebookでこのサイトをいち早く紹介。すると音声を聞いた自民党議員の義家弘介氏、松本尚氏、高木啓氏らは「優しさをありがとう」「声を聴いて涙が出てきました」などと肯定的な反応を示したのだ。これらの議員は、自民党が行った統一教会関連の調査でも名前があがっており、安倍元首相とも深い結びつきのある議員である。

ヤンキー先生こと義家弘介議員は、統一教会の関連団体「全国教育問題協議会」の懇談会で過去に3度も講演していたことが判明。昨年10月に当選した松本尚議員は、統一教会から「選挙期間中に応援します」との申し出を受けていたことを認めている。また、外務政務官の高木啓議員は、統一教会の関連団体会合に秘書が2回も代理出席していた。

きわめつけは杉田水脈議員で、自身のTwitterにてこのサイトを大々的に紹介している。

杉田議員といえば、常日頃から彼女の脳内に生息するらしい「サヨク」を敵対視し、ジェンダーに関して問題ある公的発言ワースト1位の人物とされており、政治理念が統一教会の教義とぴったり一致する人物だ。

どうみても怪しい出所不明のAIを、リスク管理に長けた有名議員たちが手放しで絶賛したのはなぜなのか――今回の「AI安倍晋三」を作った「若者」たちの正体を勘ぐらずにはいられない。

【関連】一大疑獄事件に発展か。自民党が繰り返す「ネット工作」の汚いやり口

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