「AI安倍晋三」の裏に統一教会?ズブズブ自民議員の大絶賛で深まる疑念、「東大」騙る悪質手口、ネット工作から漂うキナ臭さ

2022.09.28
by たいらひとし
 

統一教会の「ネット工作」にご用心

統一教会の問題で忘れてはいけないのが「ネット工作」だ。2015年5月、第二次安倍政権の安全保障関連法や憲法改正をめぐり、学生団体「SEALDs(シールズ)」が抗議デモをおこなうと、どこからともなく「別の学生団体」が現れ、安倍政治を称賛しはじめたのは記憶に新しい。

彼らは安倍官邸の指示で出動した学生団体「UNITE(ユナイト)」で、メンバーの大半が統一教会信者の学生と見られており、統一教会と関係が深い政治組織「国際勝共連合」傘下の団体である。

統一教会は以前からテレビ局への「電凸攻撃」などで知られているが、近年はこうした学生団体や信者を動員して、Twitterやヤフーニュース、YouTubeのコメント欄で組織的にネット工作をおこなっていると見られている。「AI安倍晋三」もネットやSNSを巧みに利用して拡散させており、その手口は統一教会の手法を彷彿とさせる。

統一教会の実態を暴くジャーナリストや、被害者を救済してきた弁護士たちは、こうした統一教会の「ネット工作」によって長年悪評をばら撒かれてきた。

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9月22日の統一教会の会見では、勅使河原本部長が統一教会の被害を追及してきた弁護士たちを「サヨク」呼ばわりしていたが、SNSでも敵対相手を唐突に「サヨク」呼ばわりするユーザーが一定数存在するのは周知のとおり。彼らは以前から統一教会との関連を強く疑われており、ネットでは「答え合わせ完了」の声も多く聞かれるのが現状だ。

今回の「AI安倍晋三」疑惑といい、過去のネット工作といい、油断も隙もない統一教会。巧妙なネット工作で真実を歪めることのないよう、我々も注意して情報を見極める必要がありそうだ。

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image by: 安倍晋三 - Home | Facebook

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