副社長を務めていたタッキーこと滝沢秀明(40)の独立に加え、「King&Prince」の平野紫耀(25)、岸優太(27)、神宮寺勇太(25)が退所するなど、最大のピンチを迎えているジャニーズ事務所。藤島ジュリー景子社長は週刊文春の報道に対して法的措置を匂わせていますが、そのジャニーズの大看板、木村拓哉(50)の声が聞こえてこないのはなぜでしょうか?いまや元SMAPメンバーで唯一の生き残りとなったキムタクも、かねて「退所・独立」のウワサが囁かれてきた一人。「何が起きても決して不思議ではない」と分析するのは、芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんです。
ジャニーズ最大危機にキムタク「だんまり」の違和感
ジャニーズ事務所が『週刊文春』の“キンプリ、滝沢秀明を壊したジュリー社長“冷血支配””の記事を受け、“事実と全く異なる虚偽の内容を多々含む記事”だとして法的措置を検討中だそうです。
滝沢秀明氏、『King & Prince』メンバー等の一連の騒動を傍観している私が最も注目しているのは、同事務所の“大看板”木村拓哉がこの事にどんな肉声を発するのかです。
年齢で9歳、事務所への入所8年先輩のキムタクが滝沢氏にどんな言葉を発するのか…今日か明日かと胸をワクワクさせて待っているのですが…。
“世話になってきたジュリー社長を悲しませるようなことはやめろって…言ったんッスけど…”
入所から35年の大ベテランにはこれ位のコメントをして欲しかったのですが、いまのところ芸能マスコミを賑わせているのは『ぎふ信長まつり』に46万人を集めたとか、来年4月期の“月9”で『教場0』放送決定のニュースのみ。
“触れなければ時が解決してくれる”…とでも考えているのでしょうか。
事務所周辺からは、今回の騒動の責任を取ってジュリー社長が会長職に退き、新社長に東山紀之…副社長に『嵐』のメンバーが…なんて噂もまことしやかに囁かれています。
ジャニーさんやメリーさんが現役バリバリのその昔の近藤真彦が事務所に在籍していた頃、事務所にとってマッチが“長男”でヒガシが“次男”と称されていたこともありました。
しかし仕事が出来て人望があれば、滝沢氏が退所後の『ジャニーズアイランド』新社長は井ノ原快彦ではなくヒガシだったはず…。
もちろん本人の意思もあるでしょうが、なぜヒガシではなかったのか…気になるところです。
仕事に精を出す木村拓哉の本心は――
大揺れの『ジャニーズ事務所』ですが、背負って立つキムタクのスケジュールは多忙を極めています。
役者としてはまず、2022年世界同時放送&配信とされている“世界を舞台にした規格外の超大型国際ドラマ『THE SWARM』”が近々に公開される予定ですし、年明け早々には東映が社運を賭けた記念作『THE LEGEND & BUTTERFLY』が公開、そして4月期には『風間公親 教場0』がスタートします。
『教場』に関しては公開日未定ながら、本編(映画)に発展するという噂も。
また、歌手としては今年1月にリリースされ好評だった『Next Destination』に続く第3弾のアルバム製作も話が進んでいるようです。