ウクライナ戦争を「予言していた人物」が、新たに世界へ伝えたこと

A small flag of Russia on the background of a blurred background
 

・クリミアの地位は、7年間協議せず
・クリミアは、「非武装地帯」とする
・ロシア黒海艦隊は、クリミアから去る
・ウクライナ、ロシア、ベラルーシの国境沿いに幅100キ
ロの非武装地帯を設ける
・6か国がこの合意の「保証国」になる。

ソロヴェイ氏は、「どの国が保証国になる」か、具体名を挙げていません。常識的に考えると、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランスは入るでしょう。後二か国ははっきりわかりませんが、トルコとポーランドあたりでしょうか?中国、インドが「保証国」に入ってくると、プーチンも呑まざるを得ない状況になりそうです。

・ロシア軍は、沿ドニエストルから去る
・2023年、モルドバは、沿ドニエストルを併合し、ロシアは邪魔をしない

沿ドニエストルは、モルドバからの独立を宣言している「親ロシア派地域」になります。自称「沿ドニエストル共和国」。位置づけは、ジョージアからの独立を宣言したアプハジア、南オセチア、ウクライナからの独立を宣言したルガンスク、ドネツクと同じでしょう(ルガンスク、ドネツクは、ロシアが併合しましたが)。「提案」は、「ロシアは、モルドバから去れ!」と要求しています。

ここまでの「提案」は、ロシアに不利な条件ばかりです。ロシアは、何を得るのでしょうか?

・ウクライナは、7年間NATOに加盟しない

これだけで、ロシアは納得しそうにありません。しかし、ここから「魅力的な」提案がつづきます。

・この提案を受けいれれば、ロシアのエスタブリッシュメント(支配者層)の自由と安全は保証される
・自由と安全を保証される人の中には、軍人も含まれる

この最後の条件により、ロシアの支配者層は、この提案をポジティブに受け止めたそうです。なぜでしょうか?

print
いま読まれてます

  • ウクライナ戦争を「予言していた人物」が、新たに世界へ伝えたこと
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け