2022年は戦争が起きたり、元首相が殺害されたり、急な円安、大増税といろんなことがありすぎた年だったが、そんな年末の最後の最後になって衝撃的なニュースが飛び込んできた。お笑いコンビ・サバンナの高橋茂雄(46)が、16歳年下のサウナ女子でグラビアアイドルの清水みさと(30)と「年のサ婚」というのだから驚きだ。さらに、同じお笑い界では安田大サーカスのクロちゃん(45)にも19歳下彼女が番組企画で誕生。これは、40代独身男性でも20代、30代の女性と結婚できる「希望の光」と解釈しても良いのだろうか? それとも……?
プロポーズは洞爺湖の花火を見ながら
YouTubeの「サバンナ高橋/しげおチャンネル」によると、高橋と清水は21年にサウナの仕事を通じて意気投合。3回デートしたあとに高橋から交際を申し込んだという。
大のサウナ好きで知られる高橋は、趣味が高じてリゾート地に物件を探し、21年10月に「サウナ別荘」を作るほどの入れ込みよう。
一方、サウナ女子としての活動が多い清水が、そんな高橋と結びつくのに時間がかからなかったのは当然だろう。
ご自慢のサウナ別荘で関係を深め、高橋は「結婚するならこの人しかいない」と、8月に洞爺湖の花火を見ながらプロポーズしたという。
しかし、緊張のために声が小さくなって、何度もプロポーズを聞き返されたということだ。
声優、趣味、まとめ役と多才な高橋、豊満ボディの清水
高橋は1994年、立命館大学の先輩・八木真澄とお笑いコンビ「サバンナ」を結成。現在、10以上のレギュラー番組を抱える超売れっ子だ。
とくに「ザワつく!金曜日」(テレビ朝日)では長嶋一茂、石原良純、高嶋ちさ子といったクセの強いレギュラー陣をまとめる手腕は見事で、テレビ界では引っ張りだことなっている。
「将棋フォーカス」(ETV)、「サバンナ高橋の、サウナの神様(東京MX)」など趣味を活かした番組も多い。
また「みいつけた!」(ETV)の人気キャラ「コッシー」の声を担当していることでも知られ、声優としての活動も高く評価されている。
余談だが、「みいつけた!」のレギュラー陣は、なぜかサウナと縁がある人が多い。
みやけマンの三宅弘城は「サ道」に出演、サボさんの担当の佐藤貴史は「サウナを愛でたい」(BS朝日)の再現ドラマで妻の清水と夫婦役で共演している。
一方、清水みさとは2012年にEカップと言われる恵まれたボディを活かしてグラビアアイドルとしてデビュー。
その後も雑誌やDVDで活躍し、8作連続でDVDの売上1位という人気振りだった。
最近は舞台活動が中心だったが、サウナブームが到来してから、サウナに関する仕事が増え、「サウナ女子」を代表するタレントとして知名度を上げていた。
一般40代がサバンナ高橋やクロちゃんにはなれない理由
清水は30歳、クロちゃんの彼女は26歳。40代の独身男性が「よーし頑張れば、俺だって若い子とつきあえるかも知れない」と希望を持つのは自由だが、一般人にとっては無理ゲーだと言わざるを得ない。
独身研究家の荒川和久氏のコラムによると、2020年に40歳から44歳が、29歳以下の未婚女性と初婚できたのはたったの2219組で、24歳以下の女性とではわずか454組に過ぎないという。これが50歳に近付けば近付くほど数が減ってくる。
さらに悲しいことに、40代男性が20代女性と結婚できる確率は下がっている。2000年では1000人に1人だったのが、2010年は2000人に1人、2020年には3000人に1人だというのだ。
つまりは「無理ゲー」だということである。
ネット上には、「なんでクロちゃんに彼女がいるのに俺はダメなの?」「クロちゃんみたいにハゲてないし、キモくないぞ!」と憤る人の声も出ている。
しかし、よく考えてみよう。サバンナ高橋の年収は約8000万円だと言われている。レギュラー番組の出演料と吉本のステージ出演だけで、これだけの年収になる。一般人の何倍もの収入を得ているからこそ、若い女性が周りに寄ってくるのだ。
一方、クロちゃんの年収も約3000万円と言われている。テレビ出演やYouTubeの広告収入に加え、「豆柴の大群」など自身がプロデュースしたアイドルへの楽曲で作詞を担当しており、印税収入が入ってくるのだ。
この2人に、タレントとしての才能があることは明らかなのである。