ガーシー逮捕の可能性と命の危険性は?
立花党首のコメントによると、ガーシー本人は「来年1月から2月に戻りたい」との意向を示しているという。国会議員は国会会期中であれば逮捕されない「不逮捕特権」があるからだ。憲法にも以下のように示されている。
「日本国憲法第五十条 両議院の議員は、法律の定める場合を除いては、国会の会期中逮捕されず、会期前に逮捕された議員は、その議院の要求があれば、会期中これを釈放しなければならない。」
また、国会法33条では
「国会議員は会期中は現行犯でなければ逮捕できない」
としている。ガーシーの場合、詐欺容疑なので、会期中であれば逮捕できないことになる。
ガーシーが逮捕を心配する「BTS詐欺」で、ファンからかき集めたとされる4000万円は、5月に東京美容外科の麻生泰医師が全額立て替えている。ガーシーは麻生氏に借金をした形となり、少しずつ返済している。
しかし、BTS詐欺の被害金を全額被害者に返却できているワケではないようで、被害者が訴状を取り下げなければガーシーが逮捕される可能性もある。
国会議員は月給129万4000円、6月12月と2回ボーナス相当の約314万円、合計で年間約2180万円の給料がもらえる。出席しないまま任期6年でらくらく1億2000万円が手に入る計算だ。
立花氏の言うように、わざわざ日本へ帰ってくるリスクを冒すことはないのではないだろうか?
image by: NHK応援チャンネル, CC BY 3.0, via Wikimedia Commons
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