またも統一教会がらみか?「安倍麻生道路」と北朝鮮産シジミを結ぶ点と線

 

皆さんご存知の通り、日本は北朝鮮への独自の経済制裁として、2006年からすべての貿易を禁止しています。貿易を行なって北朝鮮に利益を与えると、それがミサイル開発や核開発などの資金に使われる恐れがあるからです。事実、捜査当局は、この不正輸入によって北朝鮮へ資金が流れていたと見ており、そのために公安も関わる政治的案件として捜査が進められているのです…というわけで、ここで12年近く前の2011年2月22日の日本テレビ「NEWS24」の報道を見てみましょう。

北朝鮮に不正輸出、貿易会社社長ら逮捕

 

北朝鮮に中国を経由してニットの生地を不正に輸出したとして、警察は、大阪市東成区の貿易会社「あらりあ商事」の社長・新井善治こと金善益容疑者(65)らを外国為替法違反などの疑いで逮捕した。警察によると、金容疑者は、制裁措置で北朝鮮への輸出が全面禁止になった後の2009年7月にニットの生地125万円相当を、同年11月には135万円相当を、中国・大連の貿易会社を経由して北朝鮮に不正に輸出した疑いが持たれている。また、この不正輸出の代金を決済した疑いで、山口・下関市の貿易会社「アイコー」の社長・金田珠年容疑者(61)も逮捕された。警察は、不正輸出の経緯を追及する方針。

この12年前の事件で逮捕された金田珠年(かねだ たまとし)氏が、今回の北朝鮮産シジミの事件で家宅捜索を受けた下関市の貿易会社「アイコー」の社長なのです。そして、下関市と言えば安倍晋三元首相の地盤であり、敷地面積が約1,000壺…じゃなくて、約1,000坪もある大豪邸と、JR下関駅駅前には大きな事務所があります。事務所は今月で看板を下ろしましたが、大豪邸は健在です。

この大豪邸と駅前の事務所の土地と建物の元の所有者は、下関の最大手のパチンコ会社「東洋エンタープライズ」で、親会社の「七洋物産」は、山口県と福岡県で多くのパチンコ店などを経営しています。創業者の故・吉本章治氏は、2002年に韓国から国民勲章の「無窮花大勲章(むくげだいくんしょう)」を受賞しており、在日韓国人社会の重鎮でした。

一方、安倍晋三元首相の父、安倍晋太郎元外相は、義父である岸信介元首相が日本に進出させた韓国カルト教団、統一教会との関係を深めて行き、国政選挙のたびに安倍晋太郎氏が統一教会信者の組織票を差配するようになります。安倍晋太郎氏は、在日韓国人社会との関係も深く、1990年には下関の約1,000坪の大豪邸の所有権が「東洋エンタープライズ」から安倍晋太郎氏に移されました。

安倍晋太郎氏は、1988年に膵臓がんと診断され、1990年9月に入院し、1991年5月に死去しています。このような状況下なのに、大豪邸の所有権移転には抵当権が付いていないのです。つまり、安倍晋太郎氏は大豪邸をキャッシュで買ったことになります。しかし、普通に考えて、とても一大臣が買えるような物件ではなかったため、地元では「きっと何か裏があって格安で譲ってもらったに違いない」という噂が広まり、その結果、安倍晋太郎氏の大豪邸は「パチンコ御殿」と呼ばれるようになったのです。

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