マネージャーとは
次はマネージャーについてです。
そもそも論なんですが、マネージャーはどうしても管理する/管理されるという側面を持っていますが、つながる時代は任せることが大事なんですよね。
「マネージャー」とは、元々なんの言葉から来てるか?というと、どうにか帳尻を合わせる意味なんですね。「マネージ」というのは管理するって意味じゃないんですよ。
つまり、マネージャーというのは、基本的に現場に任せていて、最後にどうしようもなかったときにちゃんと結果を合わせるためにどうにかする役割というのがマネージャーです。
そういう点をちゃんと見据えながら、「怒る」のではなく、「叱る」という事で、より良く試行錯誤しながら、ともに成長していくというところがこれからのマネジメントのスタイルで大事です。
「後始末」より「前始末」
最後に、変化が多い時代で大事なのは「後始末」より「前始末」です。トラブルが起こってから、後始末をするといろんな人に迷惑掛かります。したがって、どのようなトラブルが起きるということを、みんなでディスカッションをするのが大事です。
つまり、「後で始末」するんじゃなくて、起こりそうなトラブルを「前もって始末」する。だから「後始末」よりも「前始末」なんです。
ぼくたち未熟なメンバーが何か新しいことをやる時って、正直みんなわからないんです。
どうすればいいかというと、「前始末」しておかなきゃいけないことってどういうことがあるかということを議論するということは重要です。
だから、いろんな周りの人に「前始末」することを聞いて、進めていくことが大事になるということです。
ということで、未来の冒険を楽しみましょう。
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