今度は黒人文化の否定。「みんなと一緒」の価値観で結託する日本人

 

今回“事件”、日本社会に根付く「普通至上主義=みんなと一緒」を象徴していようにしか、私に思えません。

同質性高い集団であ日本社会、小さな不一致目立ちます。そことに日本人耐えられない。不一致=目立つ存在ことで、多数派「普通日本人」という意味不明価値観で結託すです。

「普通」という意味不明まなざしに、悩み、苦しみ、生きづらさを感じてい人たちいたところに存在すことすら、「普通」人たちに理解できない。

障害人、LGBT、外国人・・・など普通日本人というマジョリティーからみ出マイノリティー、異物と判断され、「普通」に同化すか、排除されか、たまた屈辱的な扱いに耐えかという、究極選択を迫られます

生徒いない2階席につれていかれ、名前を呼ばれても返事しないように念押し?生徒屈辱的な扱いにたえろ! と言われたです。

1980年代、日本あちこち中学校卒業式に、長ランやら短ランやら、リーゼント生徒いました。いわゆ「不良」と呼ばれた生徒たちです

良かったと言いません。しかし、あ頃にまだ先生たち中に「普通」になれない生徒に歩み寄ろうとす先生いました。

でも、今? 

歩み寄ろうとした結果、「2階席、返事をしない」という透明人間になれってことだったでしょうか。

子供たちに「いろいろな人」と教えてい大人、「いろいろな人」と受け入れようとしてないです。

毎年行われ新卒採用合同企業説明会に“黒スーツ軍団”押し寄せ光景も、まで「国葬」です。企業側どんなに「リクルートスーツじゃなくていい」とアナウンスしても、“喪服”を選ばない学生一向に増えません。

「人それぞれだよね~」だ「個性大切だよね~」と言うくせに、「そ無難だね」と、「みんな一緒」選択をす。服装にまで「普通」を好む日本人マインド、「マスクをずせない」現象を作ってい

専門家言います。今回問題「人権侵害だ」と。ごもっともなご指摘と思います。

しかし、それ以上に問題な「自分頭で考えことをやめてい」日本人です。

これ以上長くなで、今回あたりでやめておきます。

みなさんご意見、お聞かせください。

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