田舎に移住したい人の「田舎の人間関係はウザイ」思考は危険である

 

去年の脱穀の時には、買ったばかりの足踏み脱穀機が壊れまして、途方に暮れていたら家人が近所を何軒か回って、納屋に足踏み脱穀機を保管している家を見つけて来まして、お願いをしたらサクッと貸してもらえたわけです。

この人が貸してくれなかったら、その日の作業はできないどころか、干した稲はどうするんだ?とか、新しい脱穀機を買って次の予定を立てて、助っ人を呼んで、その間に雨が降ったらどうするんだ…みたいな仕切り直しが必要になるわけで、こんなのはおカネじゃ解決できないんですよ。

住んでいる人が少なくて、お店やサービスも少ないとなると、これは自分のことは自分でやるしかないって話になるわけで、その時に自分だけでやるのか、誰かに手伝ってもらえるのかの違いは大きいわけです。

それでもネットの時代になって、モノを買うという点では格段に便利になったんですよ。でも、日常のちょっとした困りごとについては、ネットが対応していることの枠外であることが多くて、しかもそれが田舎特有の困りごとだと、パイが小さすぎてビジネスになっていないわけですよ。

そういう時に、人脈を使って解決できるかどうかって、場合によっては死活問題になりかねないんです。

だから都会から田舎に移住する人は、多少面倒な人間関係があったとしても、これを保険だと思って、表面上はちゃんとお付き合いをした方が良いですよ。我が家は家人も含めて、ご近所さんと円満な関係を維持していますから、困ったことがあったら相談できる人が何人かいるわけです。それが田舎暮らしのストレスを減らすことに繋がるわけですから、お互い様なんですよね。

image by: Shutterstock,com

佐藤しょ~おんこの著者の記事一覧

高卒、派遣社員という負け組から、外資系IT企業の部長になった男の、成功法則を全て無料で公開。誰にでも、どんな状況、状態からでも自分の力で人生を変えるための情報と知性を発信する。

無料メルマガ好評配信中

この記事が気に入ったら登録!しよう 『 【スキル×運】で年収1000万を目指せ! 』

【著者】 佐藤しょ~おん 【発行周期】 平日刊

print
いま読まれてます

  • 田舎に移住したい人の「田舎の人間関係はウザイ」思考は危険である
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け