ライバル福山雅治に完敗。主演ドラマ『教場』酷評のキムタク、『まつもtoなかい』出演待ったなしの状況に

2023.05.10
 

主演する『風間公親-教場0-』(フジテレビ系)の視聴率が一桁台と、元祖視聴率男・木村拓哉(50)が苦戦している。『教場』の視聴率は初回の12.1%から第2話10.7%、第3話9.8%、第4話9/6%、第5話9.1%(いずれもビデオリサーチ調べ、関東地区)と右肩下がり中。かねてより共演NGの噂がある、こちらも視聴率男・福山雅治主演の日曜劇場『ラストマン―全盲の捜査官―』(TBS系)は、初回視聴率14.7%の、第2話は13.1%、第3話12.0%と好調で、“キムタク、福山に完敗”…の結果となっている。

業界人が語る「教場」の問題点

ネットでも「シンプルに面白い」「脚本がしっかりしている」と好評の『ラストマン』。対照的に、キムタク『教場』には「脚本が雑」「話が暗すぎる」などの厳しい意見が。

『教場』に手厳しいのは視聴者だけではない。数年前まで某テレビ局のドラマ制作部にいた男性はこう語る。

「原作は本格警察小説なこともあり、ドラマにも警察モノ特有の重厚感を出そうとしているのは分かりますが、今の時代には合っていないと感じます。木村さん演じる風間公親の感情が読みづらいため、なんとなく観ている視聴者には伝わらないでしょうし、風間道場に入ってくる警官に対する教官の“厳しい指導”に視聴者から『パワハラだ!』という声も出ているとも聞きます。もちろん、回を重ねるごとに風間という人間が見えてくるのでしょうが、今の時代、テレビは我慢してまで観るほどの娯楽じゃなくなりましたからね。分かりやすく描かないと視聴者は付いてきてくれません」

では、『ラストマン』の評価はどうか。

「人気のバディものですし、話にメリハリがありますよね。コミカルに描くところとシリアスな箇所が絶妙なバランスです。正直、福山さんの演技は…と思うのですが(笑)。カッコいい彼がアクの強いキャラを演じ、いつもコミカルな大泉さんが渋い役をやっているところも面白いと思いますね。配役も含めて視聴者の心を掴んでいるではないでしょうか」

『教場』のキーマンは白石麻衣

視聴率男の称号がはく奪危機にあるキムタク。前出のテレビマンは、元乃木坂46の女優・白石麻衣(30)がキーマンと続ける。

「期待の新垣結衣さんは不発でしたが、スキャンダル処女で男性はもちろん、女性人気も高い白石さんの回で数字を稼げれば、“大コケ”といった印象でドラマが終わることはないのでは?と考えます。ファンからは既に期待の声も上がっているので、白石さんがドラマのキーマンであることは間違いないでしょうね」

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