ベストセラー作家が教える、平凡なサラリーマンから抜け出すワザ

Young Asian businessman having questions.
 

さっそく本文のなかから、気になった部分を赤ペンチェックしてみましょう。

マーケター視点とは、大きく分けると
ものごとの見方
情報のとり方
情報のさばき方
そして戦い方です

才能とセンスの本質とは、自身が向き合っているものごとについて、どれだけ深く考えているか? ということではないでしょうか

「平凡」をリアルに知っているかどうか

4つの“不”に注目する
「不満」「不安」「不快」「不便」

すでに出ている結果から売れている理由を分析する。これは、マーケティングにおいて大事なことだからな

その現象だけを見るんじゃなくて、なんでその現象が起こっているのか、理由を問うクセをつける

「鳥の目」自分とは違う他の領域までを見る
「虫の目」自分の足で、商品が並んでいるのを見て、調査する
「魚の目」時代の流れを見て、感じる

原因の話と対策の話は別なんだ

成功体験は、ゴミ箱に捨てろよ

まずWhy。次にHow

「常識」からはできるだけ距離をおく

他人に加工された情報を信じすぎるな

人がなにかをやるときは必ず目的や理由がある

今あるものを活用するのはいいアイディア

ニーズが弱いところに切り込んでもポジションは築けない

若い人たちは刺身のサクに対してこういう感情をもっていた。「魚か、切るの大変だな」「友だちとの家飲みのつまみに持っていくのは面倒だな」

順番としては、ニーズに気づくこと、その分母が大きいかどうか調べること、アイディアをぶつけること

いくら市場のニーズを満たせたとしても、プライスが合わなければ人々に必要としてもらえません

ビジネスを学ぶために一番効果的なのは、専門家のメンターから学ぶことだと思いますが、本書はあたかもメンターが読者を導くかのように書かれているので、ただ知識を並べられるよりはずっと理解が進むと思います。

・考えが「浅い」
・視野が「狭い」
・発想が「平凡」

と言われてしまう人は、ぜひ読んで勉強してみてください。

きっと仕事のヒントが見つかるはずです。

image by: Shutterstock.com

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Amazon.co.j立ち上げに参画した元バイヤー、元読売新聞コラムニスト、元B11「ベストセラーBookV」レギュラーコメンテーター、元ラジオNIKKEIレギュラー。現在は、ビジネス書評家、著者、講演家、コンサルタントとして活動中の土井英司が、旬のビジネス書の儲かる「読みどころ」をピンポイント紹介。毎日発行、開始から既に4000号を超える殿堂入りメルマガです。テーマ:「出版/自分ブランド/独立・起業」

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【著者】 土井英司 【発行周期】 日刊

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