猿之助初公判で蘇った原宿界隈“星野源の張り込み”と「彼は上級国民ですから」の一言

 

猿之助被告の初公判を伝える映像をザッピングしながら見ていた私の、頭にこびりついて離れない言葉があります。

それは司法担当という記者が何気に漏らした「彼は上級国民ですから…」という言葉です。

こんな思考回路の人間たちが司法トップであり勧進元で動いているのだとしたら…こんな国民を愚弄した話はないでしょう。

確かに歌舞伎は日本の大切な伝統芸能で、これからもこの先も大事に守って継いでいかなければならない文化です。

しかしどんな事情があったにせよ、客観的にみて“2人を殺人”した人間…しかも手塩に掛けて育ててくれた自分の両親を殺めたのが喜熨斗孝彦という被告なのです。

11月17日の判決言い渡しと、これからの“歌舞伎役者・市川猿之助”を注視していきたいと思っています。

プロフィール:芋澤貞雄
1956年、北海道生まれ。米国でテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌などで30年以上、芸能を中心に取材。代表的スクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在も幅広く取材を続ける。https://twitter.com/ImozawaSadao

芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄の「本日モ反省ノ色ナシ」

image by:Chris 73 / Wikimedia Commons, CC BY-SA 3.0, via Wikimedia Commons 

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