4日、著名人らを脅迫したなどの疑いがあるガーシー容疑者が、滞在していたUAEから帰国、逮捕されました。テレビ中継では笑みを浮かべて歩くガーシー容疑者の姿が放送され、世間からは様々な反応がありますが、芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんは別の点に注目したようです。
定価62,700円のTシャツで帰国したガーシー
前参院議員のガーシーこと東谷義和容疑者が約1年半ぶりにUAE・ドバイから帰国、成田国際空港で逮捕されました。
今年3月、警視庁が暴力行為等処罰法違反(常習的脅迫)や名誉棄損容疑で逮捕状を取得しても、UAEで10年間の滞在が認められているビザを取得した東谷容疑者は「一生帰国しない」と強気な発言をしていました。
しかし自ら帰国する可能性は低いと判断した警視庁は外務省を通じてパスポートを失効させSNSアカウントも凍結、国際手配のランクも所在確認だけの“青手配”から身柄拘束が必要な“赤手配”に格上げし、UAE現地当局に東谷容疑者がいかに悪質かを説明、説得し続けてきたそうです。
そして4日、UAEが国外退去処分を命じたことで帰国、逮捕となったわけです。
昨日の東谷容疑者の映像で私が最も印象的だったのは、胸にピカチュウの後ろ姿がプリントされた『Balmain』の青いTシャツ…何と定価が62,700円!を着ていたことでした。
実は大昔、日本橋『三越』のワゴンセールで3,000円と思って手を伸ばしたTシャツがひと桁違う30,000円だったことを、『Balmain』というブランド名を見て思い出していました。
Tシャツが3万! ふざけるな!と言いたいところでしたが、見間違えたのは自分のせい…こんなの特別な事じゃないと精一杯取り繕って会計を済ませましたが、心の中では“ワゴンに3万超のTシャツを入れるなよ…”と半泣き状態でした。
そんな思いをした私の、更に倍もするTシャツを着ている東谷容疑者に“俺は少しもひるんじゃいないぜ!”という強いメッセージを感じたのは勘違いでしょうか…。
そして『Balmain』は今、この映像にどう感じているのか大変気になりました。