市川猿之助が入院していた『自衛隊中央病院』で蘇る人気カップル“結婚の幻”

JSDF_Central_Hospital
 

27日、歌舞伎役者・俳優の市川猿之助(本名、喜熨斗孝彦=きのし・たかひこ)容疑者(47)が、母親への自殺ほう助の疑いで警視庁に逮捕されました。当日、猿之助容疑者が世田谷区にある入院先の病院から警視庁目黒署に移送されたという報道を見た芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんは、今年1月に結婚した人気女優への取材を思い出したと振り返ります。

カメラマンたちの間で“難攻不落”とされる病院

市川猿之助こと喜熨斗孝彦容疑者が実母の自殺ほう助容疑で逮捕されました。

事件発覚から約1ヶ月半、捜査本部の通常以上の慎重な姿勢が伺い知ることができます。

入院中だった東京・世田谷区池尻にある『自衛隊中央病院』から車で15分程度の、東京・目黒区中目黒にある目黒署まで移送された報道を見て、私の頭の中には様々な思いが錯綜していました。

診療は30科目、総病床は500床という病院は、週刊誌のカメラマンたちの間で“難攻不落”病院にひとつとされています。

入院中の芸能人の病室内での近影を隠し撮りするのは、週刊誌の定番取材方法のひとつとして有名です。タレントが大きければ大きい程、記者やカメラマンはあの手この手で何とか潜入しようと試行錯誤を繰り返すものです。

しかしこの病院は、院内に入り込むまでのハードルが非常に高いことで知られています。さすがに“有事に際して負傷者を優先的に収容する”病院です。

カメラマンや記者がその移送を撮ろうと集まっている様子を見ながら、私は道1本隔てた隣にある『世田谷公園』の美しい外観を思い出していました。

追跡取材、張り込み取材を得意とする記者及びカメラマンなら、この公園のトイレに何度となく…数え切れない程御世話になったことがあるものでしょう。

三軒茶屋、三宿、池尻大橋、渋谷、目黒…この辺りは有名芸能人の出没、居住スポットです。

“ネタが無くなれば品川の新幹線乗降口に行け!”と言われるように、この『世田谷公園』でも数日あればペットを散歩させる芸能人の誰かしらにかなりの高い確率で遭遇することが出来ます。

敷地の広さから、やみくもに居ても無理ですが、張り込むポイントと散歩に出かける芸能人の変装カムフラージュのポイントさえ事前に把握していればほとんど何かしらの写真は撮れます。

もし運悪く何も撮れなければ、ご近所の三茶、三宿の有名出没スポットを巡る事も出来る場所です。

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