社会心理学を学ぶと見える「人の心」。人生で使える心理学テクニック

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さっそく本文のなかから、気になった部分を赤ペンチェックしてみましょう。

目が合ったことを確認してから、「実は、お願いがあるんですよ」と切り出すようにするのです。目が合っていないときには、お願いをしてはいけません。たったこれだけのことを注意するだけで、相手が素直に受け入れてくれる割合は2倍も高まってしまいます

知らない人と、ほんのちょっと話をすることは、私たちを幸せにしてくれます

寄付やボランティアを募りたいのなら、病院や花屋さんの前がいい

問題行動を改めたいなら、記録をとる

畏敬体験をすると、私たちは、とてもハッピーな気持ちになれる

恐怖に負けそうになったときには、できるだけ怒るようにしたほうがいい

もうひとふんばりしたいときには、ののしり言葉を口にする

気温が高くなるほど犯罪が増える

気温が高い年には、戦争や内戦なども起きやすい

エルニーニョ現象が発生している年には、ラニーニャ現象が起きた年に比べて政治的な混乱が2倍も起きる

チェスの訓練をさせると、相手の立場で物事を考える能力が高まる

ゴシップには、人の行動を抑制させる効果がある

自分よりもパートナーに高い点数をつけた人ほど、関係への満足度が高い

ミドルネームが長くなればなるほど、好ましい印象を与える

子どもに勉強させたいなら、複数の選択肢の中から選んでやらせるようにすればいい

緑色をぼんやり見ていると、なぜかクリエイティブな能力がアップしてしまう

優れたパフォーマンスのチームほど、「ミスの報告が多い」

飲み物を売りたいなら、坂道の上がベスト

大きなイベントでは、参加者が多すぎるので1人ひとりとおしゃべりする時間がそんなにとれません。そのため、異性を判断する基準が、どうしても見た目だけになってしまう

実験内容が詳細に書かれているので、どんなシチュエーションでどう働きかけたらどう行動したか、という部分がよくわかります。

ビジネスやプライベートに応用したい人、社会心理学の知識をアップデートしたい人は、ぜひ読んでみてください。

image by: Shutterstock.com

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Amazon.co.j立ち上げに参画した元バイヤー、元読売新聞コラムニスト、元B11「ベストセラーBookV」レギュラーコメンテーター、元ラジオNIKKEIレギュラー。現在は、ビジネス書評家、著者、講演家、コンサルタントとして活動中の土井英司が、旬のビジネス書の儲かる「読みどころ」をピンポイント紹介。毎日発行、開始から既に4000号を超える殿堂入りメルマガです。テーマ:「出版/自分ブランド/独立・起業」

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【著者】 土井英司 【発行周期】 日刊

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