家族って何だろう?
今の日本で典型的な家族構成は、「一人暮らし」が40%弱、「夫婦と子ども」が25%、「夫婦のみ」が20%、「男親または女親と子ども」が10%弱、「3世代など核家族以外の親族世帯」が7%ほどらしい。
1960年代の家族形態はどうだったのだろう?僕は1966年生まれなので昔を思い出しながら調べてみた。
<
世帯の家族類型別の構成を見ると, 1960年で 最も多いのは 「夫婦と子どもから成る世帯」 であ り,全体の38.2%を占めていた。 三世代同居の 世帯を含む「その他の一般世帯」 (30.8%) がこれに次いでいた。
つまり、3世代比率が30.8%から7%に減った。
これで一体、何が変わったのか。
一昔前なら当たり前だった、親と同居する夫婦や、祖父母・両親・子どもの三世代が同居する「三世代世帯」は大幅に減少している。その一方、生涯結婚を選択しない単身者が増えたり、離婚や再婚を経験したりするひとも珍しくなくなった。
また、子どもをもたない夫婦は増加傾向にあり、事実婚やひとり親、同性同士のカップルといった家族のかたちに対する社会的な認知度は高まりつつある。
しかも、今はスマホ含む個人が個人の好きなものを好きなように観る時代・・・。
この加速化している個的な家族の在り方というものは、今後更に加速していくのか、鈍化していくのかわからない。しかし、三世代家族の在り方はもう望めないような感じだろう。(『施術家・吉田正幸の「ストレス・スルー術」』2023年8月5日号より一部抜粋、この続きは8月分のバックナンバーをご購入の上お楽しみください。その月の全ての号が届きます)
この記事の著者・吉田正幸さんのメルマガ
image by: Shutterstock.com









