後者の報酬回路は、やった場合にどんな良いことがあるのかという前者とは真逆のことを考えるということです。
やらなかったら悲惨な未来が来るけど、やったら素晴らしい未来が来る、だからやってみようって考えるわけですよ。ここでどういうシナリオを考えられるのかが、事の成否の8割を占めるんじゃないですかね。ですから、じっくりと時間を掛けて、考える必要があるんです。
ハッキリ言って、やらなかったら死んじゃうという未来と、やったらウェーイの未来の二つをロジカルにセットできたら、継続から根性が必要無くなるんですよ。
いきさつはどうであれ、イヤイヤではない形で何かをやるようになったら、何らかの変化は手にするわけです。つまりビフォーアフターを体験するわけでしょ。そのアフターの中から、自分の気分がポジティブになるモノを見つけられたら、
● やって良かったー!
って思えるじゃないですか。
ここで、イヤイヤやっていると、見えて来る風景がみんなネガティブなモノになりますから要注意ですよ。そもそもやりたくない、辛いことをやっていると考えているわけですから、潜在意識がそれを強調してもっとイヤな世界を見せようとしますからね。だから少なくともニュートラルな気分でやることが必要になるんです。
でもここまで来たら、後は自動化のための施策を考えたらオシマイです。オシマイとは、ゴールに到達できるということです。イヤなことじゃない、そしてそれをやったことで、少しだけど成果や報酬を手にしたというのなら、あとは
● 続けるためのメカニズムを考える
ことで、自動エンジンが完成するわけですから。
多くの人は、このセットアップをせずに、いきなり「続けるためのメカニズム」を考えようとするんです。だから失敗するんです。
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