あの『嵐』に、ジャニーズ事務所退所の噂が出ています。ジャニーズのカレンダー販売で多大な利益を得た新潮社(デイリー新潮)が報じているだけに、ガセネタではなくガチの可能性大?芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんが解説します。
嵐・大野らがジャニーズ事務所を退所、空中分解!?
“性加害”問題に一切触れてこなかった『デイリー新潮』が、突如としてジャニーズ事務所の内情に踏み込んだ記事を掲載して芸能記者たちを驚かせています。
“「TOBE」設立にいまだ揺れるジャニーズ 次の火ダネは「嵐」 カギを握るメンバーは?”というタイトルに、巧妙なめくらまし記事かと思ってしまったぐらいです。
『新潮社』は昨年は『なにわ男子』、今年は『Six TONES』のカレンダーを出版し多大な売り上げをあげているわけですから、そんな相手に手の平を翻すか?と思ったのです。
記事は来年11月、メジャー・デビュー25周年を迎える『嵐』が退所の動き…と言及しています。
私は『嵐』の活動再開が、揺れるジャニーズ事務所のアイドル王国復活の起爆剤になると勝手に思っていましたし、特にカレンダーで多大な利益を得た『新潮社』がこんな記事を発表したことに少々動揺しています。
文中の“退所の動きが事務所の中で燻っている…”に軽いめまいを感じたくらいです。
また元事務所スタッフの証言として“年末までに嵐の退所問題を中心に大きな動きがある”というコメントも書かれていて、もしこれが事実なら、再びの激震は避けられないでしょうね。
松本潤はジャニーズ残留の可能性大
私が椅子から落ちそうになってしまったのは、『嵐』の退所を散々煽っておきながら、記事の最後の方で書かれていた“ただし、メンバーの中には大野に同調しそうにない者も最低1人はいる”とあえて含みを持たせた部分でした。
翻訳?すれば、退所したいリーダー・大野に同調しない“事務所に残りたい”人物も、最低1人はいるということでしょうか。
普通に考えればこの1人は、事務所の将来の幹部候補生で、現社長に忠誠を誓ったといわれている松本潤であることは疑う余地がないでしょう。
とすれば…『嵐』退所の動きはリーダー・大野が主導し、残留するなら松潤に命を預ける…ことになると『デイリー新潮』は予告するわけです。