ガーシー被告の裁判でバレた芸能界の闇。綾野剛1本5000万円CMと“違約金”の生々しさ

 

これも細かく言えば、CM契約期間全般のことになのか、特定のキャンペーン期間を指すのかによっても判断が分かれるところですが、このふたつを単純に結び付ければ“CM契約5ヶ月で5,000万円”という解釈もできますよね。

1ヶ月で1,000万円…これは全く羨ましい限りです。

まぁここまでくる間の綾野なり事務所なりの涙ぐましい努力を考えれば“羨ましい”が“当然の報い”に変わるのかもしれません。

この供述は、タレントや所属事務所がCM契約に必死にしがみつく構図が透けて見えるものになりました。

次回は10月30日に開廷予定です。

脅迫行為の常習性の有無や、被告の刑の重さについて更に審理は進められていきます。

噂や推測の域を出ない、私的には“芸能界の闇”のような部分が少しでも公になれば…と願うばかりです。

プロフィール:芋澤貞雄
1956年、北海道生まれ。米国でテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌などで30年以上、芸能を中心に取材。代表的スクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在も幅広く取材を続ける。https://twitter.com/ImozawaSadao

芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄の「本日モ反省ノ色ナシ」

image by:NHK応援チャンネル, CC BY 3.0, via Wikimedia Commons

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