報道NG?大手メディアが絶対に触れぬジャニーズと櫻井翔パパ、統一教会、そして中曽根の深い闇

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10月16日、翌日からの屋号変更のため61年の歴史に幕を閉じたジャニーズ事務所。同事務所を巡っては、ジャニー喜多川氏の性加害問題を報じてこなかったメディアに大きな批判が集まっていますが、未だ伝えられないさまざまな疑惑や真実があるといいます。そんなジャニーズの「闇」を取り上げているのは、ジャーナリストの伊東森さん。伊東さんはメルマガ『ジャーナリスト伊東 森の新しい社会をデザインするニュースレター(有料版)』で今回、旧統一教会や韓国、そして中曽根康弘元首相とジャニーズ事務所との関係を白日の下に晒しています。

プロフィール伊東 森いとうしん
ジャーナリスト。物書き歴11年。精神疾患歴23年。「新しい社会をデザインする」をテーマに情報発信。1984年1月28日生まれ。幼少期を福岡県三潴郡大木町で過ごす。小学校時代から、福岡県大川市に居住。高校時代から、福岡市へ転居。高校時代から、うつ病を発症。うつ病のなか、高校、予備校を経て東洋大学社会学部社会学科へ2006年に入学。2010年卒業。その後、病気療養をしつつ、様々なWEB記事を執筆。大学時代の専攻は、メディア学、スポーツ社会学。2021年より、ジャーナリストとして本格的に活動。

ジャニーズ事務所「廃業」も、禍根を残した「茶番記者会見」の代償。アメリカで“フェイクニュース”を垂れ流す米コンサルタント会社

ジャニーズ事務所創業者のジャニー喜多川元社長(2019年死去)による所属タレントらへの性加害問題で、事務所の東山紀之社長らが2日、東京都内で記者会見を開き、社名から「ジャニーズ」を削除し、17日付で「SMILE-UP.(スマイルアップ)」に変更すると表明。

さらに被害者救済委員会に325人が補償を求めていると明らかにした。事務所は性加害問題についての世論の反発を受け、わずか1カ月で運営のあり方を大幅に見直すまでに追いやられた。

事務所は今後、名称を変更したうえで、被害者救済に特化する。そして事務所は、最終的に廃業する。

わずか1カ月前、事務所が設置した専門家チームの調査報告を受けて9月7日に開いた記者会見で、東山氏は、「ジャニーズ事務所」という屋号は変えない方針を示す。

ジャニーズのグループであるNEWSの小山慶一郎が同日、出演したニュース番組で事務所のヒアリングに対し、屋号の維持を求めたことを明かすなど、

「タレントの中では維持の意向が強かった」(業界関係者)(*1)

という。東山氏も、「ジャニーズ」という名称の持つ意味合いを、「タレントが培ってきたエネルギー、プライド」だと説明した。

しかし、東山氏自身が「鬼畜」とまで言い放った創業者の名を冠し続ける姿勢は、調査報告書で「ガバナンス不全の最大の原因の一つ」と指摘された同族経営からの脱却に、大きな疑問符をつける。

記者会見を開き“幕引きを図った”とはいえ、記者会見「指名NGリスト」が公になり、ジャニーズのさらなる打撃は避けられない。

他方、ジャニーズをめぐるさらなる問題、たとえば嵐の櫻井翔の父親である桜井俊氏の問題、あるいは旧統一教会(世界平和統一家庭連合)との関係など、メディアが“触れない”「メディア報道NGリスト」がまだまだ存在する。

目次

  • ジャニーズ記者会見の茶番
  • アメリカで“フェイクニュース”を垂れ流す米コンサルタント会社
  • ジャニーズ事務所のさらなる闇は…?

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