「池田大作名誉会長ミイラ化計画」も存在。創価学会カリスマ後継は大物タレント頼み?脱会“引き止め役”に名前が挙がる石原さとみ、滝沢秀明、上戸彩、そして栗山英樹…

2023.11.21
by kousei_saho
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年末の足音が聞こえ始めた11月中旬、さまざまな意味で戦後日本に大きな影響を与えた人物の訃報が飛び込んできた。国内最大の新興宗教団体「創価学会」の名誉会長を務めていた池田大作氏が老衰のため亡くなったと、同学会の創立記念日である18日に発表された。95歳だった。池田氏のカリスマ性は多くの信者を獲得する原動力になっていた一方、その後継役となる人物の不在から、脱会者の続出や池田氏が結党した公明党の存続危機、さらには会員の分裂なども予測されるなど、深刻な影響が出ることは避けられないとも見られている。そんな中、池田氏の“後継”として矢面に立つと思われるのが、創価学会の広告塔として活躍する芸能界の「創価チルドレン」たちだ。

わずか32歳で会長に就任、周恩来や鄧小平らとも会談

1928年に東京で生まれた池田氏が創価学会に入信したのは1947年、氏が19歳の時。その後、教勢拡大に大きく寄与し、入信からわずか13年、32歳の若さで第3代会長に就任する。翌年には公明党の前身となる公明政治連盟を結成し、中央政界にも影響力を持つ存在に。国際交流にも積極的で、とくに中国との関係はよく知られるところであり、周恩来氏や鄧小平氏らと会談するなど、中国共産党指導部と独自のパイプを築き、日中友好に果たした力も大きいとされている。

宗門・日蓮正宗総本山大石寺と激しく対立し破門に

会長就任後も順調に教勢は拡大するものの、その一方で宗門である日蓮正宗総本山大石寺と激しく対立。池田氏は昭和54年に会長を辞任し名誉会長となるも、日蓮正宗側曰く、池田氏が「法主および日蓮正宗に対する誹謗中傷の慢心スピーチを行」なった後に、「創価学会、組織を動員した宗門攻撃を開始」したために、日蓮正宗が「創価学会・SGIを破門」したという。1991年11月のことだった。

それから32年。11月18日、その3日前の15日に池田氏が老衰のため亡くなっていたことを創価学会が発表。学会の創立記念日まで伏せていたのは、「創立記念日の諸行事などを予定通り行ってもらいたいという家族の意向」と、池田氏の長男・池田博正主任副会長が明かした。

仰天の「池田大作ミイラ化計画」も

そんな池田氏を巡っては、仰天せざるを得ない情報も伝わってきていた。かつて公明党の委員長もつとめた矢野絢也氏が著作の中で、自身が書記長だった頃、「学会の長期戦略を練るエリート集団のトップが、池田氏が亡くなった際には遺体をミイラにしたいと相談してきた」というエピソードを暴露しているのだ。

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記事によれば、彼らは池田家を聖家族に仕立て上げなければと真剣に考え、そのためにはどのような奇跡を演出すべきかを、キリスト教の歴史などを参考に研究していたという。

そこで彼らが遺体を永久保存して池田版「レーニン廟」を作りたいと言い出したため、矢野氏が「しかし、日本では死体にヘタに手を加えたら、死体損壊罪という罪に問われるぞ」と説明するも、「そうなんです。だからそこを政治の力で、なんとかできないかという相談なんです」と食い下がってきたというから驚きだ。

結局、この時は、「法律から変えなアカンさかいなあ。もうちょっと公明党が大きくならな、無理やな」と話を収めた、と矢野氏が明かしている。

石原さとみ、上戸彩、滝沢秀明に氷川きよしという錚々たる創価チルドレンたち

創価学会と言えば、芸能界にも信者が多いことで知られている。評論家の佐高信氏が、メルマガ『佐高信の筆刀両断』の記事内で紹介しているが、錚々たるメンバーだ。

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久本雅美、柴田理恵、山本リンダ、岸本加世子、石原さとみ、上戸彩、井上真央、滝沢秀明、氷川きよし、加藤茶、仲本工事、研ナオコ、芸能関係ではないが、野球の栗山英樹も落とせないだろう。

いずれ劣らぬビッグネーム揃いと言っていいだろう。

池田氏の後継者としてふさわしい「あの女優」

今回、最も神格化されていたカリスマの池田氏が亡くなったことで、今後の創価学会の存続が危ぶまれているのは前述のとおりだ。このままでは、心配される分裂、分派、さらには公明党の支持母体として選挙を巡る結束力の弱体化など、学会の求心力低下は免れない状況だ。

そんな教団の救世主となりうるのが、上で名が上がった創価チルドレンだ。カリスマ性あふれる学会員芸能人の筆頭は、何と言っても石原さとみではないか。小中高と創価学園で過ごした“エリート”でもある彼女だが、本名の「国子」は池田大作氏が命名したともっぱらの噂である。池田氏の後継として、知名度もイメージも申し分ないだろう。

「大谷翔平の師」にも充分なカリスマ性が

いち早く当時のジャニーズ事務所から独立した滝沢秀明も中高年女性からの受けもよく、旧ジャニーズが叩かれている現在、タイミング的にも悪くない。また、WBC日本代表を世界一へと導いた栗山英樹監督も、実績はもちろん、大谷翔平の師として見ればカリスマとしては充分なものがある。

今後は各界の「創価チルドレン」たちが、総出で学会を盛り上げようと立ち上がることが予想される。もはや学会員であることを隠さなくなる日も近いことだろう。

テレビ業界に長く籍を置いていた関係者は、芸能界における創価学会の影響についてこう語る。

「収録時にスタジオを見回してみたら、出演者の半分以上が学会員なんてことも珍しくなかったですね。私は経験ないのですが、学会員を公言しているある大物タレントさんが主催するバーバキューに参加した業界の知り合いが、その方から入信を迫られたなんて話してましたよ」

滝沢秀明が主演を務め、石原さとみと上戸彩がガッチリ脇を固めたNHKの大河ドラマ『義経』は、業界の一部では「学会の学芸会」などと揶揄されていたが、今後そんな番組が増える可能性は十分あるだろう。キャスティングを注視してテレビを見る姿勢が求められる。

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