アジア杯サッカー日本代表8強敗退の「戦犯」は伊東純也か被害女性か『週刊新潮』か?「新証拠」「スラップ訴訟説」「爆破予告」とカオスに…窮地の森保ジャパン

2024.02.05
by kousei_saho
 

飲み会は「普通」の会合だったのか?

女性2人がこの日の出来事について伊東を「準強制性交」で刑事告訴したのは前述の通り。これを警察が受理したのは大きい。ただし、この女性たちは芸能活動を行っており、あくまで「一般人」ではないことも確かだ。彼女らを大阪にアテンドしたのは事務所のC社長であり、さらに「Smart FLASH」の記事にはA子さんのスポンサーを名乗る知人男性が登場しており、件のチリ代表戦後の飲み会は明らかに「普通」の会合ではないと見ることも可能だ。

その疑念はネットユーザーも持ち合わせているようで、事実このようなポストも多い。

《美人局未遂じゃないの?》

《芸能事務所社長と所属タレント2人って完全に美人局》

《伊東純也かわいそうに、美人局にかかっちゃったか》

「誰が何のために?」という疑問は残るが、「美人局」の線は検証されるべきという声もある。

伊東の「逆告訴」に勝ち目はあるのか

彼女らの訴えに対して伊東サイドは「逆告訴」に出たが、勝算はあるのだろうか。前掲の「Smart FLASH」の記事によれば、伊東の代理人である加藤博太郎弁護士は「完全なでっち上げの事件」と断言し、「彼女らの主張を否定する数々の決定的証拠がある」と話しているという。

その一つが、彼女たちが伊東の部屋で「ジャージ姿」で眠る動画であるという。確かに『週刊新潮』の記事では、性加害を受けた際の女性らは「ワンピースをたくし上げられた」とされている。しかし加藤弁護士によれば、彼女らは「ホテル到着後すぐに、X氏の部屋で伊東が持っていたジャージに自ら着替えている」とし、記事内容との矛盾を指摘している。

しかしこれには「何かトラブルになったときに言い訳するために撮影してるようにも思えて、常習性すら感じられる」等の声が上がっていると伝えるメディアもあるなど、完全に身の潔白を証明できるものではないという見方も示されている。

【関連】伊東純也の関係者が自信満々に「伊東の部屋でジャージを着て熟睡する被害女性」の動画を提示「性加害を否定できるものではない」「むしろ悪質さを証明している」の声

伊東の逆提訴は「スラップ訴訟」と言い切れるか

さらにこの「逆告訴」については、次のような書き込みも。

《スラップ訴訟で圧力掛けて被害届を取り下げさせる目的?》

《構造はスラップ訴訟そのもの》

《スラップにしか見えないんだけどどうなのかな》

そう、嫌がらせの目的で訴訟を提起する「スラップ訴訟」を疑う声だ。しかしこれを否定する声もあり、このような極めて腑に落ちるポストもある。

《伊東純也の件、スラップ訴訟とか言ってる奴もいるけどそもそも女側が週刊新潮に情報を売らなければここまで話がややこしくならなかったやろ》

《(伊東目線で虚偽の)被害を訴えてきた相手に伊東が個人的に損害賠償を求める民事裁判を起こすのはスラップ訴訟でも何でもない》

事実、伊東が『週刊新潮』の性加害報道で失ったものは大きい。一例を上げれば彼が公式アンバサダーを務めるクレディセゾンは、公式サイトに掲載していた伊東関連のページや写真を全削除。さらに伊東とスポンサー契約を結んでいた化粧品会社のアンファーも、公式X(旧ツイッター)での関連投稿をすべて削除したと伝えられる。

これだけでも莫大な経済的損失を被ることは明らかで、女性らの訴えに納得が行かない伊東が「逆告訴」に出たことをもって「スラップ訴訟」と決めつけてしまうのは早計かもしれない。

「逆告訴」を被害女性サイドはどう受け止めたか

伊東サイドの「逆告訴」を受け、被害女性の代理人は「客観証拠を確認し被害申告の裏付けを十分に行っていますので、虚偽告訴ではないと確信を持っている」とのコメントを発表。伊東が告訴したことで、被害者らはさらなる精神的苦痛を受けているとし、さらにSNS上での被害女性らへの誹謗中傷を止めるよう訴えた。

【関連】サッカー伊東純也選手側の『逆告訴』に対し、被害女性側の代理人がコメント「裏付け十分、虚偽告訴ではないと確信」「SNSの誹謗中傷が追い込んでいる」とも

この状況で、日本代表はいかなるカードを切るべきなのか。森保一監督のあのノートにも、さすがに苦境を乗り切るアイディアは書かれていないのか。

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