松本人志「勝ち目ゼロの裁判」ついに始動。「筆舌に尽くしがたい精神的損害」に“お前が言うな”の総ツッコミ、松本信者の勘違いだけが加速中

2024.02.16
by kousei_saho
t20230111
 

昨年12月27日発売の『週刊文春』掲載の記事で報じられた自身の性加害疑惑を巡り、1月22日に版元の文藝春秋を相手取り、5億5,000万円の損害賠償を求め名誉毀損の訴えを起こしていた松本人志60)。各種報道では15日の時点で文春サイドに松本からの訴状が未達であるとのことだったが、同日夕、第1回口頭弁論が3月28日に行われることが分かった。朝日新聞などが報じた。

松本側は「筆舌に尽くしがたい精神的損害を受けた」などと主張しているというが、ネット上にはこれを批判する書き込みが続出。さらに多くの法律の専門家らが、この訴訟について「松本圧倒的不利」の見解を示し、巷では「松本が代理人の弁護士に騙されているのではないか」との声までが上がる事態となっている。この裁判、いったいどのような経緯を辿るのだろうか。

「筆舌に尽くしがたい精神的損害を受けた」に「お前が言うな」の大合唱

松本の裁判始動の報道を受け、ネット上はさまざまな書き込みがあふれている。

《訴状、とうとう届いたね。。。》

《クソ文春、震えろ》

《松ちゃんの無罪がいよいよ証明される》

といった声ももちろんあるが、

《松本信者が訴状届いただけで勝った気になってて草》

《5億円はふっかけすぎだな。裁判官の心証も悪いだろ》

《筆舌に尽くしがたい精神的損害っていうのは被害女性側のセリフだろ》

等のポストが圧倒的多数を占めている。

「文春さんの報道姿勢を問題視するよりも、松本さん側の『加害者による被害者ヅラ』に対する違和感を抱く人が多いということでしょう」

こう語るのは40代のネットメディア編集者。松本の「被害者ムーブ」が反感を買っているという指摘である。事実、上に挙げた「筆舌に尽くしがたい精神的損害を受けた」という主張に対する反発はかなりの数にのぼる。「お前が言うな」という趣旨の書き込みだ。それでも強いて松本が受けた「精神的損害」を上げるとしたら、考えられるのは以下の点だろうか。

女衒芸人からバカにされていた松本

一連の『週刊文春』の報道で期せずして判明してしまったことといえば、松本が頂点に君臨していた「セックス上納システム」のいちパーツとしてこき使っていた女衒芸人たちが、実は松本のことをバカにしていたこと、ではないだろうか。文春砲「六の矢」では、かつて女衒芸人を務めていた名古屋よしもとの元芸人がこのように語っている。

「『ロンドンブーツ1号2号』や『ナインティナイン』は若者から絶大な人気があって、自然と女性たちが集まっていました。でも、松本さんは僕たちのような後輩芸人が人海戦術で集めないといけない」

松本はロンブーやナイナイに比して人気が低く、飲み会に参加してくれる女性を探すのには苦労しているとするこの発言は、あからさまではないが松本を小馬鹿にしたものと見て差し支えない。

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さらにこの元芸人は続く「七の矢」でもこんなことを打ち明けている。

「私は売れるために松本さんに女性を調達していました。ところが、それは簡単なことではない。後輩芸人たちは『女の子が集まらなくてしんどい』と愚痴を言い合っていました」

元芸人だけでなく多くの後輩芸人たちが、松本と同席OKの女性が集まらないと話していたという。松本にとってはバカにされたどころか、この先一生ボディブローのように効いてくる「初めて知った現実」だろう。

松本のことをバカにしていたのは後輩芸人たちばかりではない。やはり「七の矢」では、松本のことをよく知るという元吉本社員のこんなコメントが紹介されていた。

「モテモテだった2丁目劇場の時代から時が止まっているのではないか。齢50を超え、システマティックに20代の一般女性を相手にしていれば、トラブルは必然でしょう。彼らはダウンタウンの全盛期を知らないわけだから。お笑いのキングが聞いて呆れる。芸人なら、まずはその場で笑わせろよって話ですよ」

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これらを松本は「精神的損害」と受け止めたのだろうか。

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