松本人志「勝ち目ゼロの裁判」ついに始動。「筆舌に尽くしがたい精神的損害」に“お前が言うな”の総ツッコミ、松本信者の勘違いだけが加速中

2024.02.16
by kousei_saho
 

「松本は弁護士に騙されているのではないか」との声も

この裁判についてネット上で多くのユーザーが上げているのが、「松本が代理人の弁護士に騙されているのではないか」との声だ。そもそも、多くの法律家が「圧倒的不利」と予測し、さらに上述のように勝利したとしても実質負けでしかない訴訟をなぜ起こしたのか。これについては前出の40代のネットメディア編集者が、「弁護士の“着手金”に注目すべきではないかと思います」と言う。

第二東京弁護士会のサイトによると着手金とは「結果にかかわらず弁護士が手続を進めるために着手時に支払う費用」で、「法律相談センターで法律相談を受けた結果、相談担当弁護士に民事事件を依頼する場合の目安」として損害賠償請求額が3億円を超える場合は2%とあるため、それを当てはめれば5億5,000万円を請求している今回の裁判では、単純計算で1,100万円以上の着手金を弁護士が手にしていることになる。

第二東京弁護士会

「勝っても負けても着手金は弁護士のものですから、それ目当てとの声も当然上がりますよね」(同前)

さらに弊サイトでも既報の通り、今回の裁判で松本の代理人を務める、東京地検特捜部出身の田代政弘弁護士(57)は、小沢一郎衆院議員(81)の資金管理団体をめぐる政治資金規正法違反事件、いわゆる陸山会事件に検察官として関わっていた際、虚偽公文書作成及び行使罪で告発されるも不起訴となり、法務大臣からは懲戒処分を受け検察官を辞職したという経歴を持つ。そんな背景もあり、「松本は騙されているのではないか」との声が上がっているのだ。

【関連】松本人志に「そんな弁護士で大丈夫か?」心配の声なぜ。“ヤメ検”代理人を雇い文春と全面対決も…「民主主義を揺るがしたあの大事件」が再注目

今後、田代弁護士はメディアに露出する機会が増えることは容易に想像できるが、過去の経歴を含めネット上や世間から袋叩きにあうのもまた想像に難くない。当然ながら世論の支持を得るのは難しく、松本にとってこれほど頼りがいのない味方はいないのだ。

それでも「信者」は松本の勝ちを信じるのか

かような状況下においても、盲目的な“松本擁護”をやめようとしない「信者」たち。彼らについては陰謀論を信じ込む「Qアノン」になぞらえ、「松アノン」という呼び名すら広がりつつあるのが現状だ。そろそろ目を覚ましたらどうだろうか。

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