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大谷翔平&妻真美子さん過熱報道、記者が語る裏事情。なぜ元カレという生き物は自分から“証拠写真”を見せてくるのか…

大谷翔平選手との電撃結婚で、がぜん時の人となった新妻・真美子さん。実家やその周辺にまでマスコミが詰めかけ大騒ぎに。これに関して「まず実家、次に向こう三軒両隣、そして出身の小・中学校」と“マスコミの習性”を解説するのは、芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんです。芋澤さんの元に届いたという「大谷情報の提供依頼」、そして「元カレ」情報すら飛び交う芸スポ報道の舞台裏とは?

大谷の妻・真美子夫人に殺到するマスコミは何を狙っている?

さっ! いよいよMLB開幕です。

大谷翔平7年目のシーズンはどんな記録を残してくれるのでしょうね、本当に楽しみでなりません。

プレーとは別の、電撃結婚の報道に食傷気味の方も多いかもしれませんが――私もそのひとりですが――真美子夫人の周辺も大騒ぎなようです。

東京郊外にある彼女の実家周りにもたくさんのマスコミが詰めかけているようです。

この手の取材の常套手段は、まず実家、次に向こう三軒両隣、そして出身の小・中学校と巡ります。

昔は近所の気のいいおばちゃん担任だった先生を必ず1人は捕まえることができて、小さい頃からごく最近の動向まで、私の口車に乗せられて(!?)自慢気な話をしてくれたものです。

でも個人情報保護法が制定されてから、非常にやりにくくなったのがこの手の取材でもあります。

その人の素の人柄や人間性、週刊誌の読者にとっては豪華なおかず…初恋の話なんてことまで引き出すことができれば、記者は至福の喜びを感じるのです。

「2歳上の兄」を探るマスコミから届いた“オファー”

さて、真美子夫人に関してですが、私の元には“2歳上の兄が所属するラグビーチーム関係者を紹介してくれないか?”というオファーが来ていました。

ただこれには“私の知人関係者は外国人だから、日本人選手の私生活まで知らないと思いますよ。知っていてもプライベートを大事にする人たちだから言わないでしょう…”と失礼させていただきました。

私の知人は野球とは全く無縁の、南半球から来日している人物ですから“Shohei Ohtani’s new wife, older brother”と聞かれても、何のことやらチンプンカンプンでしょうし、この時期はラグビー・シーズン真っ只中…他人様のことについて取材を受けている余裕などないでしょう。

有名人の地元周りを取材していると、時々想定外の事実が発覚することがあります。

まぁこれが、こういった取材をする記者には醍醐味でもあるのです。

俺、昔、〇〇と付き合っていたんですよ

「あのお家、お父さんとお母さんが上手くいっていなかったみたいで…」

「も~全然、テレビで見るのとは別人なのよ! 普段はね、✕✕で…」

なんて話を聞いたりするものですから、この仕事は本当に辞められないものです。

「元カレ」は、頼まれなくても証拠写真を出してくることが多い!?

私が特に印象に残っているのは、30年くらい前に大活躍だった帰国子女の女性アイドルのことです。

今でも時折、テレビのバラエティ番組で見かけることがあります。

彼女がデビュー前に通っていたインターナショナルスクールで取材を展開していた時、たまたま私は彼女の元カレに遭遇したのです。

そしてこの元カレは、私がお願いしてもいないのに「証拠を見せましょうか?」といって、彼女との親密過ぎるツーショット写真を見せてくれたのです。

これは私の想像ですが、この元カレは、おそらく取材する私の質問の仕方から、「あっ…この人、俺の話を信じてないな…」と感じていたような気がします。

記者として、こういった勇気ある告白は嬉しい反面、どうしても“見えない落とし穴”に警戒してしまうものなのです。嘘や大ぼら吹きといった“無い事無い事をうそぶく、目立ちたがり屋”に。

そのため話半分で聞いていた私に、この元カレは“真実の証拠”を見せるしかないと思ったのかもしれません。

真美子夫人に関しては「いい話」しか聞こえてこない

私はこの元カレの許可を得て、濃厚なツーショット写真を編集部に持ち帰ったわけですが、残念ながら結局この写真は、日の目を見ることはありませんでした。

入稿の締め切り当日になって、この女性アイドルの所属事務所から猛烈な抗議が来たからです。

今でも私の頭の中では、この女性アイドルのカレシとの強烈で濃厚な残像が消えていません…。

今のところ、真美子夫人に関してはいい話しか聞こえてきません

大谷側との“暗黙の了解事”があるのかもしれませんが、私が体験したこんな醜聞を嗅ぎつかれないことを祈るばかりです。

そして何より、今季の大谷が成績を落とすことによって“さげまん”だの、“新婚ボケ”と言われないことを願ってやみません。

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プロフィール:芋澤貞雄

1956年、北海道生まれ。米国でテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌などで30年以上、芸能を中心に取材。代表的スクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在も幅広く取材を続ける。https://twitter.com/ImozawaSadao

記事提供:芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄の「本日モ反省ノ色ナシ」

image by:駐日米国大使 公式X

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