ここからは都市伝説チックになってしまうがご勘弁。
UFO特番のご存じ、韮澤潤一郎氏はジョージ・アダムスキーの研究家でもある。実は30年以上前だが、UFO問題を突っ込んで調べていた時期があった。いきなり出版社に押しかけたのだが、忙しいにも関わらず、妙な若者だと思ったのだろう、わざわざ喫茶店へ移動していただき3時間以上も貴重な話をしてくれた。
この話は機会があれば書いてみたいとは思っている。
さて、ジョージ・アダムスキーだけが金星人とコンタクトしたわけではない。その他にもサルバドールヴィジャヌエバ・メディナというフランス人も金星へ行ったと発表している。この2人は全く面識がないという。しかし、金星社会の著述が不思議なほど一致するのだ。インターネットが無い時代ではなおさら驚くほどに。
アダムスキーの壮絶な宇宙的体験と深遠な宇宙的哲学を誰にも分かるようにやさしく解説している書籍のシリーズがある。一般UFO事件の背後にひそむ真相とアダムスキー問題の重大な意義についても詳説したUFO研究者必読の書。もしも興味があれば読んでみてほしい。この書籍群はUFO問題の原点だ。
UFO問題というのは、エネルギー問題、環境、対立、医療などを一気に変えてしまうほどの威力を持っていると断言できる。それは深みにハマってみないとわからないだろう。
さて、サルバドールヴィジャヌエバ・メディナ。
彼の名前を知っている人は少ないだろう。体験した前代未聞の宇宙人コンタクト。宇宙船の内部、惑星都市の様子、生産システムなど驚愕の金星体験を述べているのが、『わたしは金星に行った!! UFOは金星の都市に着陸した!』(たまの新書)という書籍。当時は驚愕の内容だった。
この2人の興味対象が面白い。アダムスキーは金星人から哲学的なことを聴いてそれを出版した。メディナは金星の建築物や風景、人々の生活様式などといった物理的状況を出版した。それぞれに著述されている物理的な情報が2人とも一致しているのだ。
もちろんNASAの発表によれば、金星に人なんか住めない。これは一般常識として当たり前のことだ。
しかし、果たしてそれは本当なのだろうか?
NASAは真実の情報を全世界へ発信しているのだろうか。YouTubeには金星に関する私見的な情報が散乱している。実のところ何が真実で何が虚偽なのか、本当のところは不明なのだ。たとえ都市伝説見解だと決めてかかっても、2024年現在においてさえ新鮮さを持っている。この2人の言っていることに耳を傾けてみるとあまりにも面白い。
一番興味深かったのは、なんといっても金星社会には貨幣制度というものがないということだ。
我々からしてみればいったいどんな毎日なのか想像もできない。貨幣制度は完全になくてはならない国際様式である。しかし、想像してみてほしい。貨幣制度が無くなったとしたらどんな毎日になるのだろう。
あらためて想像しようとしても実際には想像すらできないことがわかる。あまりにも当たり前になりすぎて、貨幣制度の無い世界なんて想像も出来なくなってしまっているのだ。
もし貨幣制度がなくなったとしたら、戦争も暴力も略奪も綺麗さっぱりと無くなって、「競争」という概念すら消え失せるのだろうか。我々が想像さえできなくなっているこの状態をまずは疑ってみると見えている世界も大きく変わっていくだろう――(メルマガ『施術家・吉田正幸の「ストレス・スルー術」』2024年4月13日号より一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はこの機会に初月無料のお試し購読をご登録下さい)
この記事の著者・吉田正幸さんのメルマガ
image by: Shutterstock.com