なぜ、現役精神科医は「うつでも動くべきだ」と語るのか?

 

■ 重度のうつの場合、どうすればいいのか

では本当に重度の場合はどうしたら良いのでしょうか。

動こうとしても本当に動けないとか、早くしようとしても「もう限界だよ」、という場合は休むのがもちろんベストです。

ただ自分的なアドバイスとしては、そんな時でもできることを探してみるというのも大切です。

例えば、今まで読めなかった本を読む、といった具合に今までやりたかったけどできなかったこと、もしくはテンションが低くてもできるようなことを何か見つけておくことが重要です。

このように「ローテンションモード」の行動を用意しておき、それをとにかくやってみましょう。

すると、あとから「時間がムダになってしまった」と後悔することがなく、気持ちの持ち上がりが早くなります。

ハイテンションモード、ローテンションモードというように、自分なりに名前を付けて、できることから見つけてやってみましょう。

もちろんローテンションモードに合う行動すら見つからないときは、本当に休むべきです。

休むことが仕事だと思って、とにかくゆっくり休むことを心掛けましょう。

うつも重度具合によって行動は変わります。

ご自身でできる無理のない範囲でやってみてくださいね。

少しでも参考になることがあれば幸いです。

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。

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「100億円手に入れた人と、事故で重傷を負った人。半年後により幸福を感じていたのは、どっちだと思いますか?」。この中に、あなたの知らなかった驚きと感動がある。恋愛と仕事を成功させる秘訣。悩む前に、1号だけでも読んでみてくださいね。

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【著者】 大和まや・ゆうきゆう 【発行周期】 週に1度、宝石が届きます。

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