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9年ぶり女優復帰「吹石一恵41歳」をTV業界が推すワケ。菊川怜46歳とも共通点、記者が語る「後にも先にも彼女だけ」の衝撃秘話

ドラマ『アンチヒーロー』で、9年ぶり女優復帰を果たした吹石一恵さん(41)の“迫真の演技”に称賛の声があがっています。福山雅治さんとの結婚、そして子育てによるブランクを、吹石さんはどう克服したのでしょうか?ご本人の努力が一番の要素なのはもちろんですが、テレビ業界には吹石さんを猛プッシュする“応援団”も存在するようで…?芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんが詳しく解説します。

40代女優の「続々カムバック」は「ADの恩返し」?

『デイリー新潮』が加藤あい、吹石一恵ら40代女優のカムバック裏事情を解説しています。

たぶん記事のきっかけは、9年ぶりのドラマ『アンチヒーロー』出演となった吹石が、視聴者に強いインパクトを残し、それにより視聴率も1ポイントアップしたことだと思います。

日本経済に打撃を与えた福山雅治の結婚相手として、結婚・出産後は限られた番組しか出なかった吹石ですが、SNSではその演技を絶賛するコメントが溢れていました。

記事を読みながら私がとても共感できたのは、今の彼女たちがデビューしたての頃にADだったスタッフが、今や出世し局内でキャスティングを決められる立場になったという件でした。

この見解には頷くものがあります。

今から10数年以上も前になりますが、私も、次々に人気女優を世に送り出す芸能プロダクションの社長に「どうして〇〇さんは、番組のまだ若いスタッフばかりを特別に可愛がっていらっしゃるのですか?」と聞いたことがありました。

その答えは「この子たちを今、面倒見ておけば、将来出世したときにこっちが有利になるから」という単刀直入の言葉でした。

私はそれを聞き“そこまで考えて日々仕事をしているのか…”と衝撃を受けたものです。

突然現れた“金の卵”のマネージメントを手に入れたマネージャー、日々コツコツと将来を見据えて大事に大事にタレントを育てていくスタッフや芸能プロ…タレントもそうですが、スタッフも何かの“運命の糸”に導かれているものなのだと痛感します。

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僕のことを「ADさん」ではなく「●●さん」と呼んでくれた…

記事の中ではもうひとつ、ADの声として“1回しか現場で会ったことがないのに自分の名前を覚えていてくれた女優にハシャいだ”という件も納得できました。

以前、ある現場で耳にした話を思い出します。

撮影の現場でAD~アシスタント・ディレクターというのは、タレントに関する細かい仕事や、ロケなら交通整理や野次馬の相手まで、ありとあらゆる小間使い…雑用係といった仕事をするものです。

プロデューサーやディレクターには怒られ、撮影や音声さんには文句を言われ、ヘアメイクやスタイリストさんの愚痴を聞いてあげるような、精も根も尽き果てるような職業です。

そんなADが突然、ヒロインを張れるような人気女優に「ADさん」ではなく「〇〇さん!」と名前で呼ばれた日には…「今すぐこのまま現場で死んでもいい」状態になるという話です。

いつか来るDやPの立場を目指して、人と目を合わせず、誰にも労をねぎらってもらえないADが、まるで自分の苦労を理解してくれているように人気女優から声を掛けられたら…一生忘れないものだと思います。

意地悪く考えれば、私が話を聞いた芸能プロ社長の方針そのままに“将来どうなるかわからないようなADにさえ、優しく声を掛けておけば、何年後かに優先的にキャスティングしてもらえるかもしれない”と考えるタレントもいるかもしれませんね。

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菊川怜の「記者を駅までお見送り」伝説とは?

この記事の40代女優の中には、私が個人的に好印象をもったタレントの名前もありました。

菊川怜です。

所属事務所のタレント教育の賜物という側面もあるのでしょうが、デビューから間もない頃、彼女をインタビューする仕事をしたことがありました。

仕事が終わり、帰り支度をした私とカメラマンを、何と菊川は最寄り駅まで送ってくれたのです。

タレントを送り出し、後片付けをして最後にその場から出るのが私たち取材者の常なのに…です。

その日のテーマは、東大に在学中だった頃のエピソードとか、スカウトされた際の裏話とかいった、おざなりの他愛もないものだったと思います。

その日はたまたま電車移動だった、大きな荷物を抱えたカメラマンと私と軽く世間話をしながら、地下鉄銀座線の改札口まで一緒に歩いてくれて、最後は私たちに笑顔で手を振る姿まで…。

そんな気遣いを受けたのは、私の長い記者生活でも後にも先にも彼女ひとりでした。

こんな体験をすれば、彼女に何かスキャンダラスな噂が立っても、絶対に悪い記事は書けないというものです。

記事を読みながら、地下鉄改札口で手を振る笑顔の菊川と、代官山で目撃した買い物帰りの吹石の姿がオーバーラップしてきてしょうがありませんでした。

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プロフィール:芋澤貞雄

1956年、北海道生まれ。米国でテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌などで30年以上、芸能を中心に取材。代表的スクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在も幅広く取材を続ける。https://twitter.com/ImozawaSadao

記事提供:芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄の「本日モ反省ノ色ナシ」

image by: 吹石一恵 INFORMATION | MAIMU 舞夢プロ

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