右脳を使わない人が驚いた「左脳しか使わないことの弊害」とは?

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クリエイティブな職業の人は右脳をよく使う一方、数字でパフォーマンスを評価される人は左脳優位で生きているそうです。無料メルマガ『【スキル×運】で年収1000万円を目指せ!』の著者・佐藤しょうおんさんは、右脳を活性化させる状態を作り出す必要性と、その方法を紹介しています。

右脳に仕事をさせるには

怪しい系では、右脳をどれだけ活性化させられるかが大事なわけですが、これがなかなか難しいのは、我々が左脳優位で生きているからなんです。

特にビジネスパーソンの場合、やっているお仕事が、アートだったり、音楽だったり、映像系だったり、詩作だったりという人は右脳を使うわけですが、

数字でパフォーマンスが評価される人

なら、ほとんどの場合は左脳優位で生きているんです。

それのどこが問題なのかというと、ほとんどのことを左脳が受け止めてしまうことなんです。何をやろうが左脳が最初に立ち上がり、その左脳の脳力の範囲内でことが完結、解決してしまうので、右脳の出番がないというか、右脳が働いている感覚がしないんです。(実際にはニオイとか、皮膚感覚、感情などの形で右脳も動いているのですが、あくまでも左脳の補助的存在の枠を超えないんです)

このような構造になっている状態で右脳を活性化させるには、左脳をオーバーヒートさせたら良いんです。

これはアスリートの人やスポーツを本気でやっていた人なら分かると思うんですが、身体が限界レベルに到達したら、左脳でモノを考えることはできなくなるんです。モノを考えるというのは、思考するということです。スポーツをやっている時も我々はあれこれと思考しているんです。身体を動かすということは随意筋を動かすということですから、脳みそからの信号によって動いているわけです。そんな信号を出すには脳みそで、どの順番で、どのように動かすかという命令を出す必要があるんですね。そうすることを思考というわけです。

何気なく椅子から立ち上がるということだって、脳みそでは椅子から立ち上がるための動作をするよう命令が出ているんです。そしてこれは基本的に言語を使ってやっています。

ところが身体が限界に近づくと、思考するということができなくなるんです。あれこれと脳みそで考えている余裕がなくなるんです。肉体的には「辛い」を通り越してランナーズハイになった感覚になった時がそれです。そうなると無意識つまり右脳が身体を動かすんです。

無意識ですから、意識して動かしていないのに身体が勝手に動いた、という感覚になります。かつての高校球児が練習中に水を飲ませてもらえなかったのは、水を飲まないことで身体の限界に早く到達させて、そこで無意識領域で身体を動かすためだからじゃないかと私は考えています。

そして右脳を使って無意識の領域で身体を動かすと、超常現象というか、理屈では考えられない動きができたりするんです。超人的なプレーってそういう時に生まれるんですよ。そんなプレーは左脳で計算して、コントロールしてやれるモノではないということは、運動部出身の人には理解できますよね。

自分ではない何かが自分の身体を操縦して、未知のところに連れて行ってくれている感覚がするんです。ですから自分では何をどうやったのか分からない。ただ、いつもとは違う感覚で身体を動かしていることは自覚しているし、いつもよりも鋭い動きができていることも理解しています。そしてなぜだか、ちょっと先の未来のことが感じられたり、身体の動きに対して時間がスローモーションで経過しているような感じがしたりします。

次回に続けます。

image by: Shutterstock.com

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【著者】 佐藤しょ~おん 【発行周期】 平日刊

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