後日。それを見た社長から連絡がありました。
「ちょっと辛すぎますね。いくら自分が目の敵にしている社員といえど、こうやって自分のことを自分のいないところではっきりと批判されるのは正直とても辛いというか、頭にくるというか…。今すぐクビにしたいです」
という回答が来ました。流れとしては予想できたことですが、個人的には悪口や批判というのは、言う側はそれほど重く考えずに口走っていることが多い。本当にそう思っているのか?悪口を言った人に聞いてみると、おそらくそこまでは思ってない。と返ってくるでしょう。
コミュニケーションの一環として悪口を言ってしまったという方は意外と多いように思います。ただ、それを聞く側当事者となると「これを言っている事実」を100%直接受け止めなければならない。
おそらく友達や上司部下、同僚が、自分がいない時にコミュニケーションの一環で、さらっと悪口っぽいことを言ったこと。それが耳に入るとすごくショックを受けるでしょう。それと同じ原理だと思います。
ポイントなのは言っている側はそこまで考えて発言していないということです。ただ、受け取る側はかなり傷つく。
結論、この差異を埋めることはできないので、できることはと言えば、なるべく盗み聞きはしないということと、この原理を頭に入れておくということです。盗み聞きしてプラスになることは“証拠取得”以外にいいことはありません!
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