食べ物も、昔は冷やし中華とか盛り蕎麦、そうめんみたいなものを毎日のように食べていたんですが、ちゃんと温かいゴハンとお味噌汁にしたら、食欲が落ちなくなったんです。夏でもトンカツが美味しく食べられるようになったんです。そうしたら夏バテをしなくなりました。夏はつい、さっぱりとしたモノを食べたくなりますが、ちゃんと油を使った揚げ物とか、炒め物とか、こってり目の食べ物も摂るようにしたら、食欲は落ちませんから。食欲が落ちるから食べないではなく、食べないから食欲が落ちるのです。だから意識して、火を使った食べ物を食べるようにしましょう。
さらに夜は温かいお湯に浸かるようにしています。つい夏はシャワーで良いじゃんって考えてしまうんですよ。私も日中の野良仕事の後、汗を流すのはシャワーを使いますが、夜のお風呂はちゃんと湯船をはって、冬と同じように身体を温めます。もちろん冬ほど長い時間は入りませんけど、ちゃんと全身を温めるんです。
そうやって体温が下がらないようにすると、汗は掻くんですけど、妙にダルいとか、疲れたということがなくなりました。
また夏はエアコンを入れますから、そこで椅子に座ったまま仕事をしていると、自分でも気付かないくらい体温が下がるんですよ。Tシャツを着ていると分かりますが、二の腕あたりは皮膚を触ると冷たくなっていますから。だから部屋の中では極力身体を動かすようにします。もしくは薄手の長袖の何かを羽織るとか、エアコンの風が直接身体に当たらないようにするだけでも、疲れ方が変わります。
で、夏バテをしなくなると、必然的に秋の訪れで気温が下がると一気にやる気が高まってきます。つまり夏の生産性が上がるだけじゃなくて、秋の生産性も上がるんです。ということで、今年の夏は夏バテをしないように、あれこれ試してみて下さい。
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