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国民民主・玉木代表“実弟”と船井電機“乗っ取り”を結ぶ闇人脈!事件化は時間の問題か?捜査当局も重大関心

国民民主党・玉木雄一郎氏の“実弟”が、政党代表の血縁という信用を悪用して行ってきた投資詐欺疑惑(関連記事123)。その手口や経緯から「玉木氏と弟はあくまで別人格」という釈明は通用しないことを指摘してきたが、なんと新たに、破産した船井電機“乗っ取り騒動”の黒幕とも人脈的な繋がりがあることが判明した。先の衆院選で躍進し、いまや国政のキャスティングボートを握る玉木代表だが、この“愚弟”がらみの事件化は避けられそうにない。ジャーナリスト・山岡俊介氏が主宰する『アクセスジャーナル・メルマガ版』が詳しく報告する。
※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:事件化必至──上田前社長や事件屋に食われた「船井電機」

食い物にされた船井電機の破産劇

10月24日、東京地裁から破産開始決定を受けた「船井電機」(大阪府大東市)。負債総額は474億円。

10月29日には、大手企業信用調査会社「東京商工リサーチ」が、今年9月末時点で117億円の債務超過に陥っていたことがわかったと報じている。

一般読者は、船井電機といえば、国内大手の家電量販店で独占的に販売していた「FUNAI」ブランドの低価格帯液晶テレビを思い浮かべるのではないだろうか。

その通りなのだが、しかし今回、破産開始決定を受けた船井電機は、それまでの船井電機を会社分割し、2023年2月に設立された。それまでの船井電機は持ち株会社となり、社名を「船井電機・ホールディングス」(以下、船井電機HD略)と23年3月末で変更している。

ここにも玉木氏“実弟”人脈

本紙がなぜ、このことに拘るかと言うと、2021年7月に上田智一前社長らが船井電機HD社長に、そして今回破産開始決定を受けた船井電機の社長にも設立時の23年2月から就くのだが、前出・東京商工リサーチの記事によれば、今年9月末現在、船井電機は船井電機HDに253億円を貸し付けそれが回収不能に。

さらに、今回破産開始決定の大きな要因となった大手脱毛「ミュゼプラチナム」の買収資金は船井電機の不動産を担保にしたものだし、ミュゼが「サイバー・バズ」への広告代を払えず9月初めに連帯保証していた関係で船井電機の株式が仮差押えを受けた。

船井HDは持ち株会社であることから、その資産の8割以上は船井電機やその関連会社の株式。本紙が言いたいことは、持ち株会社をわざわざ設けることで、船井電機の資産をミュゼ買収も含め食っていたのではないかということだ。

なぜなら、「秀和システム」代表の上田氏は21年5月、TOBで当時、上場していた船井電機を買収し非上場化。だが、秀和に目ぼしい資産はなく、買収資金約260億円は銀行借り入れ。そして同年7月に船井電機社長に。そして経営がうまくいかないなか、これまでの役員がほぼ一掃され、今年5月、船井電機の方の役員に新たに「同和」関連の者が3名就いたのは本紙既報の通り。

そして上田氏は9月27日付で社長も取締役も外れる。それは「同和」関連の3名も同じ。

代わって、10月2日までに代表取締役会長に原田義昭元環境大臣など、新経営陣が就いたと思ったら、1カ月もしないうちに破産開始決定だ。

だが、こうした流れから、もう船井電機は食い尽くしたつもりだったかといえば、そうではないようだ。

それなら、わざわざ原田氏を連れて来る必要はないからだ。

新経営陣のなかに、古寺誠一朗氏なる者がいる(もう1人の古寺氏は兄弟と思われる)。関係者が語る。(2ページ目につづく)

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船井電機に出入りの「事件屋」と玉木氏実弟を結ぶ点と線

「役員にこそなっていませんが、新経営陣になった船井電機には複数の事件屋が席を置いたり、出入りしていました。

石川善光(以前は石川幸男)、T弁護士、それに『オプトロム』を上場廃止に導いた久野修司氏も。石川氏と古寺氏はひじょうに親しいですよ。

そうそう、もっと大きな人脈図でいえば、石川氏は仮想通貨(暗号資産)繋がりで紙屋道雄氏とも親しい。お宅が書いていた『国民民主』玉木党首の実弟・玉木秀樹がドバイを舞台にやっていた投資ビジネス、そこに「テキシアホールディングス」の大型詐欺投資事件との絡みで発行された仮想通貨『WFC』の会員を紙屋の代理でドバイに連れて行ったのは石川氏ですよ」

また、この関係者によれば昨年10月、警視庁捜査2課は――(この続きはメルマガでご覧ください。公益性、真実相当性があれば相手が大物政治家でもアウトローでも恐れず報じる『アクセスジャーナル』はあなたの支援を必要としています)

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  4. 事件化必至──上田前社長や事件屋に食われた「船井電機」
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image by: 玉木雄一郎オフィシャルサイト

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2003年12月2日、世界有数の億万長者、「武富士」会長(当時)・武井保雄を塀の中に追いやったジャーナリスト・山岡俊介が、政・官・財を始めとするあらゆる“悪”に鋭く切り込みます。

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