え?いまさら?ニューヨークで信号無視が合法に!?
● Jaywalking officially legalized in New York City. Here’s what it means for pedestrians.
何をいまさら!?と思うそこのあなた、きっとニューヨーカーですね(笑)。そして、「え?アメリカどうしたの?」と思われた方、はい、きっと正常な感覚かもしれませんね。特に上述の重罪で有罪判決を受けた初の大統領が誕生したアメリカ、何でもありすぎではないか?と思われることでしょう。
ですが、一度でもニューヨークに来たことがある人は歩道用信号が赤でも車が来なければ道を渡るニューヨーカーを何人も目にしたことがあると思います。そしてそれが普通です。
常に合理的に動いているニューヨーカーは車が来ないのに待っている意味なんてない!ということで道をどんどん歩いていきます。特にマンハッタンの場合は狭い道が多いのでさっと歩いてしまえば車にひかれるという心配はあまりないので問題ありません。
でもニューヨーカーは常日頃から「私たちはバカじゃない」と考えているので、車が来そうなときや、大通りの場合は車が来てなくても危ないので青になるまで待ちます。なので、車が来てるのにそれを無視して渡っているという話ではないわけです。
そんなニューヨークの歩道事情ですが、一応アメリカでも歩道の信号を無視して道路を渡ることをジェイウォーキング(jaywalking)といって違法です。ニューヨークのマンハッタン以外ですると歩行者でも警察につかまることもあります。
じゃあ、マンハッタンだけ特別だったの?というとそうではなく、マンハッタン含むニューヨークでも1958年から違法でした。でも警察がいる前でも、警察ですら、信号が赤でも渡っても何にも言われません。それくらいジェイウォーキングはマンハッタンでは当たり前なのですが、ついにその当たり前が法律を変えることになったそうで、来年2月からは合法になるんだそうです。
え?いまさら?このニュースを伝えるキャスターも豆鉄砲くらった鳩のように驚きをもって伝えています(笑)。
そもそもこの話題の重要なところは、人種によって警察に呼び止められるかどうかの差別もあった点です。そういう不公平を解消するための合法化だそうです。
ただし、言及するまでもないですが、ニューヨークのマンハッタンであっても、周りの人たちが歩き出したとしても必ず車が来ていないかどうかはちゃんと確認することをおすすめします。最近だと歩きスマホで不注意になってて周りに合わせて歩き出してしまい車が来てたなんてことは珍しくないですし、車以外にも自転車ということもあるの気をつけましょう。
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