今買うなら日本株、外国株どっち?堀江貴文が投資の指針にしている意外な人物

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2024年から始まった新NISAの影響もあり、日本中で投資ブームが加速。日経平均株価が過去最高値を更新する一方で、史上最大の下げ幅を記録し、さっそく市場の荒波に振り回された新米・投資家の方も多いのではないでしょうか? そんな中、新NISA民から今絶大な支持を集めている新刊が『堀江・後藤流 投資の思考法』(ニューズピックス)。世間のご意見番として地位を確立している堀江貴文氏が、自ら購入した株式を公開し、その選び方が話題を呼んでいます。あのホリエモンがいったいどんな株を買っているのか、事業家として成功を続けるホリエモンが選んだ銘柄とは?今回は本書の内容を紐解きながら、ホリエモン流の株式投資哲学に迫ります。

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堀江・後藤流 投資の思考法堀江貴文 (著), 後藤達也 (著)

なぜホリエモンが株式を?

ホリエモンこと堀江貴⽂⽒は、これまでお⾦に関する著書を多数出版してきましたが、意外にも株式投資に特化した本は⼀冊もありませんでした。

その背景には、「⾃分が買っていないものを他⼈に勧めるのはどうかと思う」という彼の信念があり、個別株には意図的に⾔及を避けてきた経緯があるんだとか。

また、事業投資ならリターンが100倍になる可能性がある⼀⽅で、経営に関われない株式には興味を持たなかったという独⾃の視点もありました。

そんな彼を動かしたのが、経済のプロである後藤達也氏のひと言、「堀江さんが株式投資する視点、気になります!」。この言葉をきっかけに、堀江氏は後藤氏との共著制作と株式投資への挑戦を決意。

本書『堀江・後藤流 投資の思考法』では、新NISA枠で実際に株を購⼊するという実践的なアプローチを通じ、彼の投資哲学を明らかにしています。

『堀江・後藤流 投資の思考法』とは?

『堀江・後藤流 投資の思考法』は、事業投資のプロ・堀江貴文氏と、経済のプロ・後藤達也氏(元日経新聞記者)による最強タッグが実現した一冊です。投資の基本的な考え方から、注目銘柄の見つけ方、テーマ型投資の手法まで、幅広く解説されています。特にこれから投資を始める初心者にもわかりやすい構成で、新NISAを活用したい人々から「教科書的投資本」として高い評価を受けています。株式投資に興味があるすべての人に役立つ内容が詰まっています。

具体的にどんなことが書かれている?

『堀江・後藤流 投資の思考法』は具体的な投資ノウハウが盛りだくさん。個別株投資を通じて新しいアイディアを生む方法や、ポートフォリオを構成する「5社」をどう選ぶか、さらに日本株と海外株の比較などをわかりやすく解説。また、「いつ買い、いつ売るべきか」といったタイミングの見極め方や、株価が上下する際のメンタルの保ち方も指南されています。さらに、株高でも「景気が悪い」と感じる背景についても掘り下げ、投資初心者にも理解しやすい内容となっています。

【目次】
はじめに(堀江貴文)
第一章 どうしていま、株式投資なのか?
 ① 長期投資:プロと素人が立つ同じ土俵
 ② 分散投資:ポートフォリオは5社でいい
 ③ 日本株 vs 外国株:日本株のポテンシャルは?
 ④ 投資詐欺に要注意
第二章 注目銘柄の探しかた
 2-1. 業界投資
 2-2. テーマ投資
 2-3. 創業者への共感
 2-4. 公開情報からヒントを探る
第三章 銘柄をしぼりこむ9つの視点
 3-1. スクリーニングの初歩
 3-2. 自分なりのアングルで銘柄をしぼりこむ
 3-3. 売買のタイミング
特別公開ページ ホリエモン、株を買う
 1. ECと金融に強み:銘柄A
 2. 医療従事者向けのビジネスはかたい:銘柄B
 3. メッセンジャーRNA関連で押し目買い:銘柄C
 4. 長年ユーザー:銘柄D
 5. 検討中の銘柄…… ネクスト・アップル?:銘柄E
第四章 株価に影響を与える情報とは?
 4-1. 株価に影響を与える経済指標やデータ
 4-2. 2024年夏の株価暴落に学ぶメンタルチェック
第五章 人生に活きる「投資を成功させる」5つのポイント
 1. 相対的な未来=「いま」を見抜く思考法
 2. ポテンシャルを信じる
 3. 日常の中にヒントを見つけ、発想を広げる
 4. 漠然とした将来の不安との向き合いかた
 5. マーケットは最高のビジネス・スクールである
おわりに(後藤達也)

堀江流株式哲学1:株を買うときは「最低でも5年間は持つべき」

株を買うときは「最低でも5年持つ」という視点が大切。短期の値動きに振り回されず、長期的な積立スタイルで淡々と投資することで、心の余裕を持ちながら資産形成をすべきと説いてます。

堀江流株式哲学2:ポートフォリオは5社でいい

ホリエモンは日本には約4000社の上場企業があり、そこから100社を選ぶのは個人投資家には非現実的とも伝えています。厳選した5社に絞ることで、投資先を深く理解し、むしろ少数精鋭で投資先を深く理解し、管理しやすくする方が成功に近づきます。

堀江流株式哲学3:中島聡さんのメルマガ「週刊Life is beautiful」を読むべき

では、その5社をどう選ぶべきか? 堀江氏は以前から交流のある中島聡さんの名を挙げ、彼のメルマガ「週刊Life is beautiful」を読むべきと伝えています。元マイクロソフトの技術者であり、ベンチャー企業を成功させた経験を持つ中島さんは、テクノロジーとビジネスに精通。彼のメルマガでは、エヌビディアやテスラを選ぶ理由が深い考察とともに紹介されています。実績ある彼のポートフォリオは、投資の指針として非常に参考になるとも伝えています。

重要なのは自分が信頼できる情報ソースを見つけること

堀江氏は中島聡さんを具体例に挙げましたが、重要なのは自分が信頼できる情報ソースを見つけることです。ゼロから株式を吟味するのは難しいですが、信頼できる人々の知見を参考に投資先を決めるスタイルを取ることで、効率的かつ安心して投資を始められると伝えています。「株式投資を始めたいけど尻込みしている」「新NISAで積立を始めたから次は個別株に挑戦したい」「経験者だけどスタンスを見直したい」――そんな方は、本書を手に取り、堀江貴文氏や中島聡氏のメルマガを通じて新たな一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

メルマガ「堀江貴文のブログでは言えない話」とは?

2010年に創刊され、日本屈指の会員数を誇る有料メルマガ。ビジネスの話題を中心に、時事ネタ解説や経済情報、最新のビジネスモデル、おすすめレストランまで、ホリエモンの視点を通して垣間見ることができる情報源として経営者層やビジネスマンに多大な人気を誇る。

関連記事:ホリエモンの発言はなぜバズるのか?世間を賑わす痛快コメントの原点はメルマガにあり

 

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