大倉が芸能マスコミ各社に送った“メッセージ”に込められた意味
さて、大倉の電撃結婚の取材をしていると、彼がこれまでの何人かの『STARTO~』所属タレントと同様、芸能関係各社に、記念の菓子折りとメッセージ・カードを送っていたことがわかってきました。
私も週刊誌記者時代には、この菓子折りを手にし、取材で疲弊した身体に糖分を補わせていただいたことがあります。
旧ジャニの頃から、所属タレントが“寿記念”に関係各位に菓子折りを配るのは珍しいことではない慣習になっているのです。例えば――
2015年、国分太一が京都府のお菓子(ファンクラブの会員にも配る太っ腹でした!)
2016年、長野博が京都府の金平糖
2017年、岡田准一が石川県のカステラと豆菓子
2018年、森田剛が三重県のカステラ
2019年、城島茂が福島県の饅頭、二宮和也が東京都京橋のどら焼き
2020年、生田斗真が東京都・表参道のマカロン
といった具合です。
菓子折りを配る配らないの判断を、本人がするのか誰がするのかはわかりませんが、マスコミへの取材規制も兼ねた菓子折りですから、いただいた側としてはやはりちょっと、取材の仕方が“お手柔らかに”なりますよね…。
大倉忠義はなぜ広瀬アリスと破局したのか?
昔の話をぶり返して申し訳ないのですが、大倉と言えば、やはり広瀬との破局騒動を思い出してしまいます。
交際期間は2年強、相思相愛で、残すはお互いの仕事の調整のみ…なんて言われていましたから。
破局理由はもちろん当人たちにしかわからないものでしょうが、私はその中に“家柄の違い”があったのでは…と想像しています。
芸能人も一般人も関係なく、世の中には様々な家族の形態がありますよね。
息子が結婚相手として、女優を連れてきた場合、狂喜乱舞するような家族もいるでしょう。
その一方で、例えば大企業の社長が父親だった場合、将来の仕事を託せるような相手を望むのは当然といえば当然でしょう。
“子供には自分の好きに、自分の生き方で生きてほしい。無理に後継ぎにはさせたくない”というのが経営者たちの、子供への常套句のような気もしますが、やはり自分で築いてきた大きな功績には、雇っている従業員もいるわけで、簡単には無くすわけにはいかないのが本音だと思います。
家族に加え、所属事務所の反対も説得しなければ、“寿”の日を迎えることができない芸能人…しかし自分が選んだ道ですから、これも試練でしょう。
1年前、SNSで散々言われた“痩せすぎ”とか“やつれたね…大丈夫?”なるコメントと一緒に、広瀬のやせ細った顔立ちが思い出されて仕方ありません…。
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プロフィール:芋澤貞雄
1956年、北海道生まれ。米国でテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌などで30年以上、芸能を中心に取材。代表的スクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在も幅広く取材を続ける。https://twitter.com/ImozawaSadao
image by: 経済産業省, CC BY 4.0, via Wikimedia Commons









