オバマ元大統領、スティーブ・ジョブズ、マーク・ザッカーバーグ、アインシュタイン、彼らに共通する習慣とは何だと思いますか?「6つの仕事を掛け持ちする時間管理の専門家」として知られる石川和男さんは、自身のメルマガ『石川和男の『今日、会社がなくなっても食えるビジネスパーソンになるためのメルマガ』』の中で、その答えを発表。忙しい人の「決断方法」について語っています。
決断を減らして、朝時間を10倍濃くする!
ここでいきなりクイズです。
オバマ元大統領、スティーブ・ジョブズ、マーク・ザッカーバーグ、アインシュタイン、これらの人たちに共通する習慣はなんでしょう?
これは時間術のセミナーで、私が参加者によく聞く質問です。
あなたは答えが、わかりますか?
ヒントは、全員がとても忙しい人たちで、1秒でも無駄なことに時間を割きたくないと考えているということ。
そういう人たちが、共通して選択していた「ある習慣」が答えです。この人たちに共通の習慣、それは、「服装を選ばないこと」。
もちろん、お金がなくて同じ服を着ているわけではありません。同じ服を着続ける理由について、フェイスブックの創業者であるザッカーバーグはこう言っています。
「仕事以外の決断の数を減らすため」。
オバマ元大統領も就任時のインタビューで言っています。
「決断の数を減らしたい。食事や着る物については決断したくない。なぜなら決断すべきことが山積みだから」。
たしかに、日々重要な決断ばかりの一流の人にとって、「ネクタイを選ぶ」「靴下の柄を選ぶ」「食事を選ぶ」など、重要でない決断をするのはエネルギーの無駄遣いです。
余談ですが、毎日、黒いタートルネックとジーンズでプレゼンをしているように見えた故スティーブ・ジョブズのあの服。実は、あのタートルネックはジョブズ自身が自分のユニフォーム的なものとして、「ISSEY MIYAKE」に特別注文したものだったそうです。
細かい採寸や調整を経て完成した完全オーダー品で、こだわりの強いジョブズは、寸法から素材に至るまで、違うものは決して許さなかったとのこと。
一見、服装にはこだわりがないかのように思えたジョブズですが、実は、強いこだわりがあったのですね!
話を戻します。
日々の「小さな決断」を減らして、無駄なエネルギーを省くことは、同時に「どうしよう」と悩む時間を減らすことにもつながります。つまり決断を減らすことは時間短縮にもなっているのです。
朝の貴重な時間に、今日はコレを着よう、これを履こう、このネクタイを締めようって、実にもったいない時間です。
とは言え、「ジョブズじゃないんだから、タートルネックで会社に行けないし、いつも同じネクタイというわけにもいかないよ」という方もいるでしょう。
スーツが定番の男性と違い、女性はオシャレに気を遣わざるを得ないこともあります。
そんな方は、ーーー(『石川和男の『今日、会社がなくなっても食えるビジネスパーソンになるためのメルマガ』』より一部抜粋。続きはご登録の上お楽しみください。初月無料です)
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