多店舗展開で伸びる会社・止まる会社。成功と失敗を分ける「3つの視点」とは?

 

■QCSの言語化

5店舗くらいまでは経営者が臨店含めて、細かいところまでマイクロチェック。

ただそこを超えるとそれも困難。そこで大事なのが自分達にとってのQSCを言語化できているかです。

Q:クオリティ

  • 仕込みの方法は?
  • 適切な在庫回転日数は?
  • 一回の発注量は?
  • 適切なレシピは?
  • 提供時間の目安は?
  • 適切な盛り込み方法は?

S:サービス

  • お客様とのタッチポイントは?
  • 入店対応は?
  • ファーストオーダー対応は?
  • 名物提供時の対応は?
  • ドリンクのローラーは?
  • 会計時の対応は?
  • お見送りの方法は?
  • CRMの方法は?

C:クリンリネス

  • 日々の清掃ルーティンは?
  • 週次の清掃ルーティンは?
  • 月次の清掃ルーティンは?

・綺麗の定義は?

などなど。ちゃんと言語化しておかないと、「気づいた事の小言屋」になります。

しかもそれがセンターピンでないのに、そこを修正しても意味がないものだと最悪。

やっぱり成果が出るものからしっかり進めなければその間にお客様が離れられます。

年商20億円のご支援先では、8店舗目くらいの時に既存店伸び悩みが起きていました。

その理由は上記の提供時間。こちらの人気店では提供時間が3分。しかし不振店は8分だったんです。

  • 行列が進まないから並んでもらえない
  • 回転率が悪いから売上が伸びない
  • 人気店より熱々提供ではない

などなど。

ここをしっかりとーーー(『飲食・デリバリー企業向け/業績アップメルマガ』2025年6月30日号より一部抜粋、続きはご登録の上お楽しみください。初月無料です)

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関西学院大学卒業後、新卒で船井総研に入社。当時史上最年少にてフード部のマネージャー職へ。その後事業承継と起業を行い、 京都にて外食・中食業態を複数経営しつつ、多くの企業をサポート。事業規模は年商2,000万~1兆円企業まで幅広いです。外食/フードデリバリーが専門領域なので、それについての情報を書いています。

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