新庄監督の特徴のひとつは“若手選手を乗せるのがうまい”ということ。
若手に対して、積極的にポジティブな声かけをする。
「お前、絶対にスターになれる」
「ファンはお前のことを見ている」
「思い切りやってこい」
と鼓舞している。だから思い切ってプレイできるのだ。
これは営業スタッフ育成にも応用できる。新人営業スタッフは成功体験が少ない。だから自信もない。
そんな時に
「失敗しないように注意しろ」
「お客様に迷惑をかけるな」
「チームの足を引っ張るなよ」
などと声をかけたらどうだろう?
ますます不安になっていく。行動できずにしり込みしてしまうだろう。
そうではなく
「お前ならできる」
「期待している」
と声をかけられると、不思議とその気になってくる。
細かく管理しすぎて、営業スタッフの行動を制限してしまう。こうなると人は育たない。
【任せる→失敗させて→振り返り→また行かせる】
この繰り返しが営業力アップにつながる。これが、若手を伸ばす秘訣のひとつだ。
新庄監督というと、選手時代から“派手なファッションやパフォーマンス”がどうしても目につく。
その認識がガラッと変わる出来事があった。
現役時代の新庄選手を初めて見たのは日ハムのセンターを守っていた時だった。日ハム西武戦でのこと。ベンチからセンターまでを毎回全力ダッシュで向かう姿がとても印象的だった。
普通は、プロ野球の外野手が毎回フルスプリントでポジションに向かうことはない。
だが新庄選手はーーー(『菊原智明の【稼げる人、売れる人に変わる知恵】』2025年7月4日号より一部抜粋、続きはご登録の上お楽しみください。初月無料です)
この記事の著者・菊原智明さんのメルマガ
image by: Shutterstock.com









