中国には舐められても構わないのか。石破首相が猛抗議すべき「抗日戦争勝利80年」に沸く中国が世界を洗脳する“反日映画”のウソと捏造

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第2次世界大戦の終結から80年となる今年、中国では「抗日戦争勝利80年」のキャンペーンが大々的に張られているのをご存知でしょうか。今回のメルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』では、その「目玉」となっている反日映画のショッキングな内容と、中国市民たちの反応を伝えるニュース記事を紹介。さらに隣国がここまで日本を仮想敵国視する理由を考察しています。
※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:【中国】中国の反日活動に石破首相は抗議すべき

中国の反日活動に石破首相は抗議すべき

中国で“反日”映画が記録的大ヒット「赤ちゃんを地面に叩きつけ…旧日本軍による残虐行為を殊更に強調」、現地日本人は「何が起こりるかわからない恐怖」

今年は戦後80年ですが、中国は「抗日戦争勝利80年」という言い方をするようです。そして、80年を記念して大々的に反日キャンペーンを張っています。

先週も取り上げましたが、その主な手段は映画です。中国では、この時期に3本の反日映画が公開されている、または公開予定となっています。前回のメルマガと一部重なりますが、より詳細な内容が報じられましたので、今回もこの話題を取り上げたいと思います。

その3本の映画については、以下、報道を一部引用します。

(大手国際部記者の話)「7月下旬に、1939年に発生した旧日本軍による南京事件について扱った映画『南京写真館』が公開されると、興行収入はあっという間に23億元(約470億円)を超え、今夏一番の大ヒットとなっています。残虐な内容に対して慎重な声もありましたが、国営新華社通信は『この映画を見た5歳の女の子が大きくなったら軍に入ると発言した』などと報じており、愛国心の高揚に利用されています」

この映画の舞台は、旧日本軍の占領下だった南京にある写真館。旧日本軍による“虐殺”の証拠となるネガフィルムを、写真館で働く中国人が命がけで守るといったストーリーだ。

物語性もあるが、「残虐なシーンが殊更に強調されている」という。

「映画自体のストーリーはしっかりしているのですが、旧日本軍による残虐な行為がことさらに強調されている。旧日本兵が中国人を燃やしたり、袋にいれたりとさまざまな方法で殺害しているシーンが細かく描写されています。日本兵が赤ちゃんを地面にたたきつけるシーンなどもあり、こういった部分が切り取られ、SNSで炎上しているんです。映画を観た中国人の子供の反応のショート動画も出回っているのですが、怒ったり、泣いたり、沈黙したりといった子供の姿に大人も影響を受けている」(同前)

この映画は日本では公開の予定はないが、オーストラリアや北米などの海外でも相次いで公開されており、国際的にも日本のイメージに影響が出るだろう。

「ほかにも『東極島』という戦争映画が8月8日に公開されています。そして何より、現地在住の日本人の間で危惧されているのが『731』です。人体実験を行っていたとされる日本の731部隊を扱った映画で、日本の戦争犯罪を暴くという趣旨もあり、予告編が出てからかなり話題となっていました。

あまりにむごい描写が多いことから7月末の公開予定が延期となった経緯もあり、一部の日本メディアは日本への配慮かといった期待を込めた記事も出していました。しかし、蓋を開けてみれば“最も敏感な日”に公開が決まってしまいました」(同前)

最も敏感な日というのは9月18日。満州事変の発端となった柳条湖事件が起きた日だ。

中国で“反日”映画が記録的大ヒット「赤ちゃんを地面に叩きつけ…旧日本軍による残虐行為を殊更に強調」、現地日本人は「何が起こりるかわからない恐怖」

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