ただ、今回、auが仕掛けてきたプランで気になったのが「U12バリュープラン」で「送受信最大300kbpsという通信速度を制御することで、動画やゲームなどの使い過ぎを防止する」という点だ。
そもそも、最初から300kbpsという制約があるのであれば、すぐに子供は「使い物にならん」といって手を伸ばすことを辞めてしまうのではないだろうか。「Wi-Fiは?」と言われるのがオチだ。
つまり、選択肢になりにくいし、「低速=使い過ぎ防止」という発想が理解できない。
それであれば「1日30分だけ通常速度。30分を超えると超低速」といったような設計にしてくれたら、親としても子供の時間管理ができて便利なのではないだろうか。
楽天モバイルの最強子供プログラムも単に料金がちょっと安いだけで、ギガ無制限まで使えてしまうため、何一つ、子供のことを真摯に考えて作られたプログラムではない。
子供がいると、長時間、スマホでゲームやYouTubeを見続けることに辟易している親も多いだけに「時間で管理できる子供向け料金プラン」を作ってくれるキャリアはないのだろうか。
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