「よき出会い」の大前提は、“偶然”ではなく「自分自身の在り方」が引き寄せる当然の理由

 

現に世の中には「不機嫌がデフォルト」という人が大勢いる。

歩いているとき、並んでいるとき、買い物のレジで、注文をするとき、あらゆる場面で、

「ニコリとでも笑ったら負けなんか?」

と突っ込みたくなるほど無愛想な人たちで溢れている。

その割合は僕の個人的な感覚では少なく見積もっても五割を超えているように思う。

でも、その人たちが「幸せになりたい」を放棄しているかというとそうでもない。つまり彼らのほとんどは「幸せになりたい」けど「不機嫌」なのだ。別の言い方をすれば「誰かの良い記憶になりたい」なんて視点は持っていない。

自分の夢を本気で叶えたいと思っている人は、他人の夢の実現に対して鈍感になる。

「それをしてあげたい気持ちはあるけど、先に自分の夢が叶ってからね」と自分の夢の実現を優先する。

結果としてせっかく出会っても「よき出会いに恵まれた」と思ってもらえない。ということは、自分でもそうは思えない。

繰り返すが、感情のみならずすべてのことは出会いから始まるのだ。

これでは何も始まらない。

Give & Take

という言葉の通り、まずは「与える」ことから始めなければ「受け取る」ものなどない。

にも関わらず、多くの人は「受け取ったら与えてあげてもいいよ」という気持ちで生きている。

そうでないなら、どういう反応が返ってくるかなど気にせず、いつも、誰に対してでもにこやかに挨拶をするはずだろう。

「共に過ごす時間からすべてが生まれる」

ということがわかっていただけただろう。

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