「よき出会い」の大前提は、“偶然”ではなく「自分自身の在り方」が引き寄せる当然の理由

 

そうだとしたら、あなたは誰とどのように時間を共に過ごすだろうか。

あなたが誰かの良い記憶でありたいと願い、誰かの夢を本気で叶えてあげたいと思い、そのために自分にできることを磨く、そういう人でありたいと思いながら誰かと出会い続けていれば、あなたの周りには同じような思いの人が集まってくる。

そうやって集まった人たちと一緒に何かを生み出そうとすれば、一人の力では何年かかってもできない大きなことや、社会全体を動かすような変化が、ほんの数年で成し遂げる可能性がある。

実は同じ思いを持った集団というのは、恐るべき力を持っているのだ。

そして、本来「会社」とはそのために生まれた場である。

企業も大きくなると、「自分の生活のために」「給料がいいから」「福利厚生がしっかりしている」といった理由でその一員になろうとする人が集まってくるが、規模の大小に関わらず、会社を作った側としては同じ思い持って、社会に対して貢献しようとする仲間を集めて、本気でそれを実現したい、それをやってくれる仲間と一緒に仕事をしたいはずである。

自分がいる組織でそれができるかどうかは、まずは組織のリーダーであるあなたが、

・誰かの良い記憶でありたいと願う。

・誰かの夢を本気で叶えてあげたいと思う。

・そのために自分にできることを磨く。

という価値観の生き方を貫いていくことにかかっている。

というわけで今週の一言

「自分のできることで、出会った人の夢を本気で応援してみるところから始めてみれば?」

そうやって誰かの夢を叶える手助けを続けていると、いつの間にか、人生そのものがよき出会いに溢れ、そして知らないうちにあなたの夢もたくさん叶っていると思いますよ。僕の経験上。

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1970年生まれ。2005年「賢者の書」で作家デビュー。「君と会えたから」「手紙屋」「また必ず会おうと誰もが言った」「運転者」など数々の作品が時代を超えて愛されるロングセラーとなり、国内累計95万部を超える。その影響力は国内だけにとどまらず、韓国、中国、台湾、ベトナム、タイ、ロシアなど世界各国で翻訳出版されている。人の心や世の中を独自の視点で観察し、「喜多川ワールド」と呼ばれる独特の言葉で表現するその文章は、読む人の心を暖かくし、価値観や人生を大きく変えると小学生から80代まで幅広い層に支持されている。

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