AIの進化によって、いま「映画をつくる」という行為が劇的に変わろうとしています。テキストを入力するだけで、AIが登場人物を動かし、カメラを回し、音楽をつける。プロの監督でなくても、誰もが“映像を語る人”になれる時代です。
この新しい映像表現の潮流を発掘・応援するために、エンジニアであり起業家・投資家の中島聡氏(Singularity Society代表)を審査委員長に迎えた「AIショートフィルムフェス2025 – Powered by MulmoCast」 が始動しました。

中島聡氏
MulmoCastが実現する、“誰もが映像を作れる”世界
中島氏が開発したAI映像生成ツール「MulmoCast(マルモキャスト)」は、映画制作の常識を根底から変える新しい仕組みです。
「台本を書くだけで、その内容に沿った映像をAIが自動で生成します。複数のAIツールを連携させて、シーンの構成から音声・効果音まで一本にまとめてくれる。いままでの映像編集ソフトよりもはるかに簡単で、直感的です」
中島氏がそう語るように、MulmoCastでは、AIが映像制作の裏方を担い、人はより自由に物語や構成を考えることに集中できるのです。
AIを使えば、アイデアがそのまま映像になる
MulmoCastの仕組みは、非常にシンプル。ユーザーはGoogleやOpenAIのAPIキーを設定するだけで利用でき、画像生成にかかるコストはわずか数円。
「画像1枚あたり5円ほど。10枚で50円くらいで一本の映像を試せる。使った分だけ支払う仕組みなので、ちょっと試してみたい人にも最適です。」
中島氏は「AIを学ぶ一番の近道は、AIで何かを“作ってみること」だと言います。 AIセミナーに参加するより、自分の手で映像を一本作るほうが、圧倒的に多くの発見がある──それが、今回のフェス開催の原点でもあります。
「AIで何を表現するか」を問う、新しい映画祭
AIショートフィルムフェスは、AIツールを活用して制作された5分以内のショートフィルムを募集するオンライン映画祭です。
テーマやジャンルに制限はありません。アニメーション、ドキュメンタリー、アート、プロモーション映像など、あらゆる形式の作品が応募対象です。
AIが創造を拡張する時代に この映画祭は「いま何を作品と呼べるのか」を問いかける場でもあります。
この映画祭は、誰かに勝つためのコンテストではなく、AIを使って何かを表現してみるための第一歩を後押しする舞台だ。
AIを使えば、あなたの物語が、たった数分で映像になる。
まずは1本──小さな実験から始めてみてほしい。
AIショートフィルムフェス2025 応募受付中! あなたの作品を世界へ
本フェスでは、AIと人間の共創による映像表現を多角的に評価します。
グランプリには賞金50万円、ほか4つの部門賞にも10万円の賞金が授与されます。
応募期間: 2025年10月下旬〜11月30日(土)
結果発表: 2025年12月13日(土) オンライン開催予定
賞金総額:100万円
- AIフィルム大賞(グランプリ) 賞金50万円
- AIフィルム・ビジュアル賞 賞金10万円
- AIフィルム・アニメーション賞 賞金10万円
- AIフィルム・ドキュメンタリー賞 賞金10万円
- AIフィルム・プロモーション賞 賞金10万円
審査委員長:中島 聡(起業家/投資家)
審査員:佐渡島 庸平(編集者/コルク代表)ほか、順次発表予定
◆応募はこちらから
https://www.mag2.com/events/ai-film-fes2025/
主催:AIショートフィルムフェス実行委員会(一般社団法人Singularity Society/株式会社テックワールド/株式会社まぐまぐ)
協賛:有限会社パーベイシブ








