裕福な家庭の息子が姿を消した日。探偵が解き明かした“新しい人間関係”

 

その後、

映画

飲み会(治安が良くないエリア)

さらにガラの悪いグループと合流

と行動は徐々にエスカレート。

21時頃、彼らは高級クラブと呼べる店に7人で入店。

2時間後、全員が店外に出てきた際、会話の端々から「支払いは息子さんが行っている」雰囲気が強く感じ取れました。

さらに雑居ビルのバーへ移動し、泥酔状態で出てきた頃には、“誰が金を出しているか”は観察しなくとも明らかでした。そう、ほとんど息子さんが出していたのです。いわゆる、‘’金ズル‘’にされている様子。

息子や娘を家に戻すための“説得案件”は、年に数件あります。成功率は体感で半々ぐらい。

理由は簡単で、第三者から見れば明らかに「戻った方がいい状況」でも、本人の中には積み重なった親への感情があり、簡単には覆らないからです。

ただ今回のように 本人が明確な不利益を受けているケースでは、親としても強く出ざるを得ず、その落としどころを作るのも探偵の仕事の一つです。

今回は、‘’金ズル‘’の事実を伝えると依頼者さんは、「今から大阪へ行く!」という興奮状態に。。。

もちろん、勢いのまま行ってしまうと、息子さんはさらに雲隠れするでしょう。

なんとか引き止め、現在、対話の機会を作っています。

家族のために“事実を知る”ことはとても大切です。

その上でどう対話し、どう関係を修復していくか。

そこまで寄り添うのも、僕たちの役割なのだと感じる案件でした。

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平成3年生まれ。探偵歴10年。愛知県出身。好きな調査シーンは張り込み。19歳から探偵の修行を始め、他の職業をやることなく社会に出て現在までずっと探偵。中高生の頃から中南米地域に興味があった為、好きな探偵と中南米を合わせよう!ということで23歳のときに中南米で探偵をする為グアテマラ入りをする。グアテマラにて活動後、事業の基盤作りの為帰国。まずはアジアからということで現在はバンコクやマニラなどでの調査を経験しながら、国際探偵への道を走っている。多くの男女トラブルや企業内外の調査を受けている。

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