忙しいのに成果が出ない人ほど「探し物をしている時間が多い」という不都合な真実

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実は、多くのビジネスパーソンは、仕事そのものではなく「探し物」に、驚くほどの時間を奪われています。「6つの仕事を掛け持ちする時間管理の専門家」として知られる石川和男さんは自身のメルマガ『石川和男の『今日、会社がなくなっても食えるビジネスパーソンになるためのメルマガ』』の中で、探す時間を根こそぎ減らすための整理整頓について、特に捨てること・共有物の管理に焦点を当てて解説しています。

ビジネスパーソンは、生産性の全くないことに年間150時間も費やしている?

ビジネスパーソンは、年間150時間も勤務中に「探し物」をしていると前回(2025-12-11)お伝えしました。

年間勤務日数が250日だとすると、1日平均36分(150時間×60分/250日)。

1日36分も生産性が全くない「探す」という行為に、多くの時間を費やしているのです。

では、どうするか?

正しい手順にそって整理整頓を行うのです。

1.机の中の不要な物を徹底的に捨てる

2.共有物を管理するルールを決める

3.重要な書類だけ紙ベースで残す

4.書棚を使う順に並べる

5.パソコンの中を整理整頓する

今回は1,2を中心にみていきます。

■増えれば増えるほど、探す時間もかかる

あなたが、もし牛丼屋で食事をしようと考えた場合。メニューに牛丼しかなければ、一瞬で頼むことができます。

並、大盛、特盛があれば、少しだけ頼むのに時間がかかります。さらに豚丼、カレーライス、定食などメニューが増えれば増えるほど、それに比例して注文する時間がかかります。

職場も同じです。

机の引出しから黒のボールペンを取り出そうとしたときに、そのペンしか入っていなければ、一瞬で取り出すことができます。

赤、緑、青のボールペンがあれば、それらが目に入ることにより、少しだけ探す手間がかかります。

さらに黒のボールペンと見分けがつかないシャープペンシル、ダンボールに記入するときだけに使うマジック、10色セットだけど黄色とピンクしか使わない蛍光ペン、礼状を書くときしか使わない筆ペン……。

増えれば増えるほど、それに比例して探す時間もかかっていきます。

■捨てる、選ぶ、並べる!

ではどうするか? 

不要な物を徹底的に捨てることからはじめます。

あなたやあなたのチームで、机の中に文房具が散乱している方がいたら、次のことを実践してみてください。1時間もあれば解決し、それ以降、文房具を探すために時間を取られることは無くなります。

まずは机の中にある全ての文房具を机の上に出します。

全て出したら、1.毎日のように使う物 2.週、月に何度か使う物のうち自分の物 3.メンバーと共有して使う物 4.使わない物 と大きく4つに分けます。

迷う文房具があっても、あまり気にせず感覚で分けて構いません。

机の一番上の浅い引出しには、文房具を収納するスペースがあります。そこにまず、1.で選んだーーー(『石川和男の『今日、会社がなくなっても食えるビジネスパーソンになるためのメルマガ』』2025年12月25日号より一部抜粋。続きはご登録の上お楽しみください、初月無料です)

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