インターネット遮断国家イラン。情報を断てば民衆は「沈黙」するのか?

 

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記事抜粋

現在イラン国内に存在する約5万台のスターリンク端末は、屋上や目立たない場所に隠されています。

専門家によれば、イラン政府はスターリンクの拡大を認識していたものの、最近まで利用抑制策をほとんど講じていませんでした。

当局はドローンを飛ばしてスターリンク端末の捜索を行っているといいます。

また、衛星端末の没収を放送で告知し、「スターリンク端末の所持は犯罪である」と警告することで恐怖心を煽ろうとしたとも伝えられています。

さらにスターリンク機器の機能に必要なGPS信号を妨害する軍事級電子兵器を配備しています。

解説

スターリンクの利用を懸命に阻止しようとしているのが現在のイラン政府です。

それが成功するか否か。

もしイランの人々がインターネット上で結集すれば革命になるでしょう。

海外への支援も要請できます。

しかしスターリンクが機能しなれば、反政府運動は個別につぶされていくでしょう。

インターネット利用の可否がイランに革命が起きるか否かを決めるといってよいでしょう。

PS
現在、イーロン・マスクはスターリンクにおける低軌道衛星を増やしています。

遠からず特別な端末を使わずとも個人の携帯とスターリンクが直接につながるようになります。

そうすると情報統制がまったくできなくなります。中国やロシアにとってイランの状況は対岸の火事ではないでしょう。

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・株式会社ピンポイント・マーケティング・ジャパン 代表取締役社長  ・情報経営イノーベーション専門職大学 客員教授 ・法政大学大学院イノーベーションマネジメント研究科 兼任講師 慶應義塾大学を卒業後、米国バンカーストラスト銀行にて日本企業の海外進出支援業務に従事。カーネギー・メロン大学でMBAを取得後、家業の建築資材会社の販売網を構築するべくアメリカに子会社を設立。2000年、ピンポイント・マーケティング・ジャパンを設立。海外のエージェントとディストリビューターを使った販路網構築・動機づけの専門家として活動を行っている。2015年「中小企業が『海外で製品を売りたい』と思ったら最初に読む本」を、2017年「海外出張/カタログ・ウェブサイト/展示会で 売れる英語」をダイヤモンド社から上梓。

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